グループ展終了

 12月の10日から15日まで、最寄駅は西武線中村橋駅練馬区美術館の先にあるリミエ写真機修理店の店内ギャラリースペースで、ニセアカシア発行所写真展「草迷宮」が開催されました。わたしも同人なので参加しました。
 草迷宮明治41年泉鏡花が発表した幻想小説です。横須賀市の秋谷付近を舞台に、亡き母の歌った子守唄を探し歩く青年と、旅の僧が、夜になると子守唄が聴こえる屋敷に泊まり、怪奇現象と出会う話……と書くとあまりに適当過ぎるあらすじかな?
 その小説にインスパイアされて、それぞれが撮った写真(多くは秋谷に出向いて撮った写真)で、この春に「ニセアカシア9草迷宮」を発行しました。写真展はその本に載せた写真から、ひとり2枚を展示しました。
 良い写真展になりました。会場のリミエ写真機修理店には修理工房がオープンスペースで見て取れ、修理待ちのフィルムカメラが奥の棚にずらりと並び、販売している修理チェック済カメラもあり、まずカメラや写真好きにはたまらない空間でした。カメラもライカなどの高級嗜好のものではなく、60年代70年代の国内メーカーのものが多く、レンズ交換可能な一眼レフだけでなくいわゆるレンズシャッター機も多く、すなわち「敷居が高くない」店です。
 そんなわけで、話が弾みますね。一人のお客様の滞在時間が長くなる、楽しい写真展でした。来てくださったみなさま、ありがとうございました。
 住んでいる茅ヶ崎から西武線の中村橋までは、意外と遠くって、ドアトゥドアで2時間半近く、それを六日の会期のうち、四日通ったので、少々疲れました。
 写真はそんな行き来の車窓から撮った渋谷あたりの銀杏です。珍しく、派手に、コントラストや彩度やボケ感付与や、加工しました。
 写真展おわり、あっという間に師走ですね。毎年いつでも同じ、自室を整理したいのですが……もう積読タワーやら何やら収拾つかないな。いろいろいじってもなかなか治らないレコードプレイヤーを破棄するしかないか、それに伴ってLPレコードも売ろうかな。はてさてどうしたものか。そんなことを考えていると、あっという間に夕方になる季節です。