朝、富士山がくっきりと見える空気の澄んだ日。自家用車を運転して神川県立美術館葉山までフィンランドの建築家の展示を観に行く。最近は美術館に旺盛に出かけている。ボナール展@六本木、小倉遊亀展@平塚市美術館、駒井哲郎展@横浜美術館、須田一政展@パストレイズ、今日はこの建築家の展示。
午前10:36に駐車場に到着。駐車場がほぼ埋まっていて、係員の誘導で大型バス用駐車場を使って縦列に駐車をする。なんでこんなに混んでるの?と思わず聞いてしまいました。ここの駐車場がこんなに混んでいるのは初めて。今回の展示は人気があって土日は概ね混んでいるのです。そういう返答だった。
展示を観る前に海越しによく見える富士山の写真をたくさん撮る。雪は坊ちゃん刈りの子供の髪の毛のように見える。毎年、秋の富士の冠雪を見るとそんな感想を繰り返し思うようだ。
アアルト展ではアアルトがデザインした椅子が配置された部屋のみ撮影自由だった。それが上の写真。
風がほとんど吹いていない。葉山の砂浜にはほとんど波が寄せてこない。ちゃぽちゃぽと音を立てている。波打ち際にエイのような魚の死骸が浮いている。海が見える芝生のある小さな岬には座って読書をする人など。読書をどこかでゆっくりと時間をかけて楽しみたい、という欲求は、ずーっといつでも持ち続けていて、ずーっといつでも叶わない感じがするな。
帰り道、森戸あたり葉山元町あたりで、タイムズやリパークが開いていれば車をとめてなにか食べていこう、森戸のとんかつにしようか元町のハンバーガーにしようか、と考えたが、どこの駐車場も満車で止められず。