JAZZ LIVE at トムネコゴ


 午前9時ころ起床。久々にゆっくり寝た感じ。
 午前、持病の薬をもらいに罹り付けの医院に行く。自転車で行く。住宅街の玄関の周りのプランターや庭にいろんな花が咲いている。百花繚乱の季節。検査のために採血。いまはその場で血糖値だけは判る。問題なしと言われる。血圧122-80。
 午後、自家用車で実家へ寄ってから亡父の墓のある寺へ。年に一度の御施餓鬼に出る。住職の話。自分だけ、あるいは自分達だけのことしか考えない結果の事件が多い。先祖のことを考えると、ほんの4代さかのぼればすでに16人の先祖がいる。ご先祖様の事を考えるだけでも世の中がぐるりとつながっていることがわかるはず。そう考えれば、自分だけの利益を追っての犯罪もなくなると思うのだが・・・。
 相模川を渡る橋を自転車の二人がペダルを漕いでいく。少しピントがぼけたぼんやりした感じが気に入ったので今日の写真はこれにした。車の中では、息子が誰かから借りてきて車のHDDに録音したらしいcoccoのアルバムを聞いてみる。バック・ミュージシャンは誰たちなのかな、なかなか骨太の演奏でいい。
 夕方、鎌倉へ。午後7時からカフェトムネコゴで岩崎千春(Pf)+蛯子健太郎(Bs)のデュオライブを聞く。不思議の国のアリス、ジョイ・スプリング、マイルストーンズ、など。セロニアス・モンクのアグリー・ビューティというバラッドが美しい。岩崎さんの解説によると「モンクとは思えないきれいな曲」だそうだ。グリーン・ドルフィン・ストリート、懐かしい。ジャズを聴き始めた1975年ころにFM愛知で土曜日の夜に「渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ」を聴くのが楽しみだった。聞き始めたばかりのころに覚えたスタンダードは、よく覚えていて、今でも好きだ。グリーン・ドルフィン・ストリートもそういう一曲。当時覚えたのは4月の想い出とかアローン・トゥギャザーとかいつか王子様がとか。トムネコゴライブの途中から4歳くらいの女の子が少なくとも母親ではない(ということはもれ聞こえてくる会話から判った)大人の女性(祖母とかおばさんか)と一緒に入ってくる。最初は大人の女性がジャズが好きで女の子がくっついてきたのだと思っていたが、音楽が始まると女の子はノリノリになり、よくキース・ジャレットとかが自分の演奏に合わせてダミ声で歌ってしまうみたいな感じで、ただしもちろんだみ声ではなく可愛らしい声で、歌い始める。シダー・ウォルトンのシダーズ・ブルースやマイルストーンズのテーマに合わせて彼女の歌が聞こえてくるのが微笑ましい。将来は天才ジャズ娘に育つのではないか!?
 ライブ帰りの道で夜景を撮りながら歩く。こんなパンダの遊具とかを撮る。