横須賀しょうぶ園の藤


 朝刊に足利フラワーパークの藤が満開になったというニュースがライトアップされた藤の写真と一緒に載っていた。単純なもので、近くで藤の花を見物できるところがないかな?と思い立ち、ヤフー検索で「藤の花 神奈川県」と入れてみたら鎌倉のいくつかのお寺と横須賀しょうぶ園というのが出てきた。鎌倉はものすごい人出だろうから今日は避けることにして、横須賀しょうぶ園というところへ行ってみることにした。横須賀線衣笠駅からバスに乗ってすぐだった。
 藤と言うと藤棚を思い浮かべるが、ここの藤は藤棚になっているところもあったが、園内の小道沿いに何本もの藤が植えられているから、ちょっとした藤の林のあいだを散策する感じになっている。紫の花は満開を少し過ぎているものが多く、白い藤は満開か、もう少しで満開というものが多かった。ほかにも八重になっている藤や、紫よりはもっとピンクに近い色のものもある。棚になっていないから花にすごく近づける。持って行ったカメラが(借り物の)ミラーレスカメラEOS−Mで、パンケーキレンズをマニュアルフォーカスにして最至近距離に設定し、露出を+2段からときにはそれ以上にして、垂れている花を見上げるようにし、さらに背景が空の水色か、葉の緑色になるように蟹のように垂れた花の回りを横歩きで旋回しながら、ときには背中をエビ反りにして、カメラと花の距離を変えながらピントを確認し(なにしろ近くが見えなくなっているからメガネをはずさなければ見えないんですね)、何枚も写真を撮った。そうそうAVモードでF2から4くらいのあいだで。それが上と下の藤の花のアップ写真です。露出オーバーに見えるかもしれないですが、最近はこれくらい明るいのが好きなんで、私としてはこれがちょうどいい感じ。

 そのあと、バスで衣笠ではなく汐入駅に戻り、どぶ板通りなどを歩いた。下の映画のポスターが堆積したようなのも横須賀市内で見付けて撮りました。
 横須賀の町は人通りも多く、思ったよりは元気な感じだった。やっぱり外国の方が多いんですね。




 ウッディアレン。右の方は科学特捜隊だろうか、ウルトラマンの。