夜に歩く

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写真は昨年の12月末に撮ったものです。

暖冬とはいえ、寒い夜。正月休みに、風邪や腹下しやテニス中の捻挫やらで、家で寝込んでいた人が、会社仲間にたくさんいた。こういうのって、仮に誰かの悪意で、世の中に風邪や腹下しやテニス中の捻挫を誘発する仕掛けをされていたとして、いったいどれくらい例年より正月休みをこういった理由で「棒に振った」人が増えたら、あれ?なんかおかしいぞと気が付くのだろうか。あるいは仕掛けとか悪意でなくても、なにかの理由があって、その理由故に表出的な現象としてそういう家で寝込む人が増えたとしたら、それが増えていることにどうやって気が付くのかな。いつのまにか、誰も気づかないところで、深く潜航しながら、必然として風や腹下しや捻挫で正月を棒に振ることが当然の帰結になっている、として、そのことにいつ気が付くのか。

みたいな不穏なことを考えたりする。寒い夜。