車窓から撮る街

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2002年から2017年の春まで宇都宮市に単身赴任して、週末ごとに茅ヶ崎の自宅とのあいだを行き来していた。新幹線や在来線グリーン車の車窓から写真を撮ることを何年も続けていた。いまは東北新幹線に二階建て車両のMAXは使われなくなったが、MAXに乗ると二階席の窓側に座って写真を撮った。その席ならば、望遠壁に画面の下半分を切られずに、ワイドでも写真が撮れた。いまは新幹線の車窓から写真を撮ろうとすると防音壁が写るので、広角~標準で撮るのが難しくなった・・・もちろん防音壁が下半分写ることも含めて、その写真を是とする考えもあるのだろうが・・・

車窓スナップを望遠側で撮るということは、在来線ではときどきやっていたが、なんとなく高速で走っている新幹線には向いていない気がして、やったことがなかった。上の写真はコンデジの望遠側の端(100mm強?)で撮った写真からさらに少しトリミングしている。(下のは中望遠くらいで在来線からです)

何年も新幹線からワイド~標準画角で車窓写真を撮ってきたのに、望遠で撮るということをやったことがなかったので、なんだ防音壁を避けるところまで望遠にして撮ると、意外に新鮮だな、と思ったものでした。

写真を撮っていて、マンネリから新鮮に思えるときのちょっとした撮影条件の「違い」が些細なことで面白いな、と感じることがある。

と撮った本人が感じるほどの違いは他の方が見ていてもなんのことかわからないのだろう。いや、実は撮っている気持ちの問題で、実はやはりなんの違いもないのかもしれない。

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