バーガー屋

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中学生のときに自分専用の一眼レフカメラ、ペトリFTを買ってもらった。高校のときは写真部に属していた。大学生になってペトリからオリンパスOM1にいつ変えたのか、変えた動機はなんだったか、覚えていないけれど、写真趣味だったあの頃はいつでもモノクロフイルムで写真を撮っていた。そのころ、ここを写真に撮ろうと、どこかにカメラとレンズを向けたときに、リアルな総天然色なそこが、モノクロ写真にどういう風に写るのかをある程度、推定し、了解して撮っていたのかはもはや覚えていない。モノクロ主流時代はもっとずっと継続していて、じぶんの子供たちを撮っていた80~90年代やゼロ年代まで、カラーも撮っていたとはいえ、とくに趣味の写真はモノクロが主流であった。その後、デジタルカメラの時代になり、カラーで写るカメラの設定をわざわざモノクロに変えるほどモノクロにこだわりがあったわけではなかったから、もういつでもカラーで撮っていて、たまにこうして、撮った写真を見直したときに、これをモノクロにするとカッコイイのではないか?などと思いついたときに、色を抜いて、ちょっとノイズを入れたりしてみる。が、そういうことをしても、結局はカラーの方が良くて、後からそうした、とはいえ、モノクロ写真はイマイチと感じることが多い。では上記のようにむかしモノクロフイルムで撮った写真は、実はカラーだったらもっと良かったのに残念だったね、と言う写真ばかりだったのかどうかは、そのときのカラー写真はないわけなので、判らないです。

どうなんだろうか?私は下のカラーの方がいいように感じているが、見る人によっては上のモノクロの方がよく見えるのだろうか?などと稚拙な問いを考えてしまう。いずれたいした写真ではない、と言われてしまえばそれまでのことです。

それとも元が同じデータなだけで、モノクロ化したものとカラーのものを、こんな風に「どっちがいい?」などというふうに論じること自体が稚拙の上塗りなのかしら。

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