38試合目

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写真は12/1の夜に撮ったものです。

さて、12/4土曜日は今年のJ1リーグの最終節、第38節だった。2歳から平塚に住んで、いまは茅ケ崎に住んでいる私は、1994年に当時のベルマーレ平塚がJ1に昇格したときからずっと応援しているから、今日の最終節で湘南が引き分け、残留を争っていたチームが敗戦して、わずか勝ち点1の差で残留を決めたのはとても嬉しいです。

20チームが順位を争って計38試合を行う、ジャイアントキリングがあり相性があり、少しだけだけど誤審によって勝ち点が増えたり減ったりして、その結果決まる順位って、なにを示しているんだろう。きっと1位の川崎や2位の横浜に対して、14位とか15位とか16位・・・のチームは一試合の偶然の勝ち負けが起きるかもしれないけど、総じて明らかに強い弱いの差があるに違いない。あるいは19位、20位は、同じように、ほかの18チームよりは一年を通した結果としては強い弱いの弱い側にあったかもしれない。だけど、その降格する4チーム目を争うところに最終節になるまで3チームに可能性があり、最終の二つ前の節になると、これが5チームくらいに可能性があったわけで、このなかの順位って、偶然や運が左右するところが多いんだろう。すなわちラッキーとアンラッキーが分ける・・・だけどその最後の数試合の「実際の」「現場」を観戦すると、選手や監督やサポーターの心の動きや気持ちの落ち着け方や持ち方にドラマがあって、そう考えると、その最後のところの結果には、やはり単純にラッキーとアンラッキーでは済まされない、あとからあれこれ理由を探れるような物語があるような気もするし。

まぁこれはスポーツの話だけど、結局のところ、スポーツが面白いのはそれぞれの人生という「物語」がどんな風に必然や偶然が重なって進むかということの縮図のようなので、それを観戦することが、もしかしたら応援しているチームの勝敗で一喜一憂することだけではなく、なにかを深く思索するためのきっかけになったり・・・するのかも。

こんなことも残留を決めたから書けるわけで、もし降格していたら冷静ではいられなかっただろう。