横浜駅から桜木町まで歩く。遊歩道に面したTSUTAYA書店の窓際はスターバックスのカウンター席になっていて日曜の午前の時間、コーヒーやその他の美味しい飲み物を飲みながら読書をしたり勉強をしたり、その他、それぞれの時間を過ごしている。
下の写真はminato coffeeというコーヒースタンド。先日茅ケ崎のコーヒースタンドで店主と常連客の方が、この店のことを話していた。小さなスペースに次々と客が入っていく。その向こうはランドマークプラザからみなとみらいへと続く遊歩道で師走の買い物をする人が行き交う。皆さんマスクはきっちりとしていらっしゃる。人出はずいぶん多いと感じるが、コロナ前にどうだったのかはわからないけど、そこまでは戻ってないのかな。
こんな風に日曜の午前にコーヒーを飲んで過ごすことは、以前だって喫茶店に行き新聞読みながらモーニングセットを飲むことで、同様に過ごすことも出来た。以前というのは昭和50年代くらいをイメージしてます(笑)
だけど「コーヒーを飲む」ということはおんなじでも、やっぱりどこか違う。普及度が違うのか、コーヒーへの期待度とそれにこたえる多様性が変わったのか、そこで過ごすことの多様性が広がったのか、あるいは、コーヒーを飲む世代または人口が拡大したのか。
そんなことを考えているうちに、昭和50年代から今までのあいだに、例えばファミレスが増える、携帯電話が普及する・・・等々、人の生活の標準がずいぶん変化したが、その変化を同時代で越してきたからあまり驚かずにいつのまにか新標準で暮らしているな、と思い至る。でも・・・コンビニっていつから暮らしの中で標準的になったのか?そこのところにわたしの場合、明らかな記憶がないのです。1990年代の中ごろからいつのまにかそれがそこここに現れて来ていて、気づかぬうちに頻繁に使うようになっただろうか?
はじめて黒電話が家にひかれた日、はじめてティッシュペーパーが家に置かれた日・・・さらに時代が進み、はじめてファミリーレストランデニーズに行った日・・・などは覚えているけれど。はてさてコンビニはいつ初めてお世話になったのだろう?
今日は晴れ予報だけれど、晴れとはいえ、曇りの時間が多い12月の寒い日だった。その12月の寒い薄曇りの日が、それはそれでこの季節らしく好ましい。
あ、それで、わたしは、コーヒー好きです。