桜が咲いているあいだは、就業後、早々に会社を後にして、ついつい桜のあるところに寄り道をしてしまいます。多摩川沿いの桜並木の下には近所の奥様方が子供を連れて花見に来ていて、子供たちは、ボールを蹴ったり、追いかけっこをしたり、斜面を転げまわったりしている。私が小学生のころには三角ベースとは言え野球もしていたし、缶けりなんか一度鬼になると、数日の間は鬼から抜け出せないくらい大勢でやっていた。河川敷で遊ぶ子供たちを見ていると懐かしい。とともに、最近はあんまり外で大勢で遊んでいる子供たちを見ないような気もするな、などと思ったりした。そうなのか、そうでないのか、わからないけど。みんな、ゲームしてる時間が長いのかな・・・。
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中目黒にも行ってみました。川の両側にずっと桜が並んでいて、川を渡る橋が何本もあって、橋の手すりにカメラを置いて長秒時シャッターを切る。そんなことをしていたら突然左足のふともも当りを何かが触れたのでびっくりした。それは私のことをパパと間違えた１歳か２歳の男の子でした。若いお母さんが「パパじゃないねえ、間違っちゃったねｴ」と言っていた。
カウブックスに立ち寄る。相変わらずもちろん、ここの書棚に並ぶ本は自分の好みとの合致度が高い。小島信夫、田中小実昌、リチャード・ブローティガン、ブラッドベリ、谷川俊太郎、長田弘、永井龍男、吉田健一・・・。写真集にはエグルストンとかも。
満員の東横線に乗って帰りました。
