音楽の力


 写真展の作品梱包等々、最後の準備を進める。終日。ポストカードを作ることにして、そのプリントも行なう。そういう作業の合間、昼を食べに近所のとんかつSに行く。ランチのとんかつ定食に玉葱のフライを追加、ご飯は少なめで、キャベツはおかわりをする。とんかつ屋においてあったスポーツ新聞を読んだ。仙台在住の作家伊集院静氏のことを扱ったページに、被災者が最初に欲しいのは水と情報と音楽だと書いてあった。作家のコメントだったのか、何かの引用なのか、記者が書いたものかはよく判らなかったけど。水と情報はよく判るのだが、音楽はそんなに力があって、そんなに最初から必要とされるものなのか?そうなのだとしたら、私は音楽の力を随分と過小評価していたということになる。被災直後から被災地では「アンパンマンのマーチ」と「上を向いて歩こう」が歌われていたとも書いてあった。歌を一緒に歌ったり聴いたりすることが、人と人との絆を作る上でとても効果のあることなのだろう・・・か。
 昼下がり、天気は晴れから曇りに。今日も寒い。数年前にはもう今頃桜が満開だった年もあったはずだが、今年はまだ蕾のようだ。家族は外出していたので、洗濯物を取り込んで、フラットな光線の住宅街を写真に撮る(上の写真)。
 夜、テレビではフジ系列でFNSチャリティ歌謡祭。ときどき見る。最後に♪見上げてごらん夜の星を♪を歌っていたしゃがれた声の持ち主は誰なのか?わからずに調べてみたら、どうやら喜納昌吉らしい。
(3/28追記。再度調べてみたら、見上げてごらん夜の星を、を歌っていたのは、木村充揮近藤房之助だったとのこと。)

 大学生のころ、だから三十数年前、チャンプルーズのアルバムをよく聞いていた。記憶は曖昧だけど、アガリザチ(東崎)という、バラッドがあっただろうか?その歌が好きだったと思うのだが・・・今はもうメロディも歌詞も覚えていないな。

ザ・ニュー・ベスト・オブ・喜納昌吉&チャンプルース

ザ・ニュー・ベスト・オブ・喜納昌吉&チャンプルース