菊名駅近くの公園に八重桜がたくさｎ咲くというので行ってみた。ちょうど八重桜祭りの日で、地元の方々が運営しているらしい小さな屋台がいくつか並べてあり、三々五々、近所の人がぽかぽか日曜日ののんびりとした時間を過ごしに坂を上ってくるのだった。上の写真は1950年代の35ｍｍレンズで撮っています。よくわからないが周辺光量が不安定で、ときどき画面の下の方1/4くらいが真っ暗に写る。レンズなしレリーズで撮っているわけだから、光軸がずれていてセンサーのど真ん中に、有効像円のど真ん中が来ていないってことだと思うが、ときどき真っ暗にならない駒も発生するのでよく判らない。上の写真もそんな風になっていたからトリミングしています。
こういう瓦屋根の家と生垣って、すごく懐かしい。時間が巻き戻される。コントラストが低いぼんやりとした写真は、そういう私の気分にぴったり。
下の写真は目黒の東京都庭園美術館近くの交差点。キスリング展を見てきました。まぁ、ちょっと行っておくか、といった生意気な感じで、気まぐれな感じで、出向いたが、やれやれ、素晴らしい。描いている裸婦や人物や果物の「濃密な」感じもすごいが、その主たる画題を浮き立たせる背景の作り方にも関心するのだった。
