1957年頃の発売されたスクリューマウントの35mmF2.8レンズをマウントアダプターを介して現代のデジカメに装着し、それを持って、代々木公園に行ってみた。順光で撮っている分にはとてもよく写るのです。オールドレンズを使っている「感じ」に写らない。しかし、絞りを開け気味にして逆光で撮ると、どかんと真ん中にフレアが現れて像がぼんやりとしてくる。写った瞬間にすでに懐かしさというのか思い出が写る、そういう感じがする。最新のレンズは今のそのままを写し取る。オールドレンズは未来に今が過去になったときの思い出のような画像に置き換えて写し取る。そういう感じでしょうか。
12月の晴れた休日。