フイルム時代のレンズの急角度な光線 遠くから写すことの意味

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昨日はホワイトバランスの設定をミスったのでそこを確認したのにち、今日は昨日の25mmではなく、同じくライカスクリューマウントの19mmのレンズを付けて、湘南平平塚市と大磯町のあいだにある相模湾を見渡せる公園)に行ってみる。昼頃です。で、撮れた写真が上のような周辺光量がはなはだしく低下し、中間像高から周辺にかけて色が赤くなってしまうのだった。なるほどね、フイルムは感光面がフイルムの表層だからどんなに斜めから光が来てもちゃんと感光したのだろう。CMOSは光を取り込む画素ごとの「井戸」だから、ある角度より斜めから来る光はちゃんと受け取れないってことか。だから、フイルムの頃にはフルサイズフイルムのカメラなのにオリンパスXAとかフジのティアラとか小さいカメラが出来たんだな。上の写真はいかにも色がへんちくりんになってしまったので、これは下のようにモノクロにすれば色のへんちくりんは見えなくなる。そりゃそうだろう。まぁこれは技術の話なので写真の良し悪しは、それはそれとしての話です。

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湘南平には超望遠レンズも持っていき(借り物です。これはオールドレンズではないです)撮った写真をさらにトリミングしてみた。たぶん1200mm超望遠くらいの画角。すげえ、突堤で釣りをしている人たちが見て取れる・・・って、それだけのことで、だからなに?という感じもする。結局はこういうレンズはスポーツや飛行機や鉄道や鳥や、従来から超望遠が必要と言われる現場がしっくりくるのだろうな。