日の丸構図、見立てること、その他

f:id:misaki-taku:20211123192936j:plain

午前、逆光のなか、帰路のフライト。掌のなかに収まるサイズの電子単眼鏡、一応、見えている場面を写真にも残せる機能付き、というので400mm相当の望遠画角で写真を撮ってみる。飛行機の窓ガラスは多層構造で曲率もあり、そのせいだろう、随分レトロな感じの写真になってます。これはこれでいいとしよう。

一番下の写真は神津島らしい。写真に写った島の形を帰宅してからグーグルマップで参照して類推した。風があって、島の形があって、だから波の向かう方向が複雑になっている。こうして写真を見ると海面は波によってカバやサイの体の皮みたいにザラザラゴツゴツしている。

すぐ下の写真はいわゆる「日の丸構図」で画面のどまんなかに船が写っている。では、ちょっとカッコつけてもっといい構図なるものを考えるとき、定番というのか一般的には船の位置はどこが良いのか、私はわからない。もっと左下に置いて、進む先に広い海を置いた方が、そっちに進んでいるというその先の広さを見せることで前向きな印象を与える、とか、いやいや右上に置いて、進んできた航跡から、船が進んできたという事実を印象付けるべき、とか、いろいろ構図の意味がありそうだけれど。とか考えたうえでも私はこの真ん中の「日の丸構図」がいいと思う。

明日から寒くなるらしい。通販で買ったコートが今日届いたので早速明日から着てみようと思う。久しぶりに書店に立ち寄ったら、コヨーテ(雑誌)の特集が「宮沢賢治の旅」。宮沢賢治が大好きというわけでもないのに、何年ぶり(たぶん)で、この雑誌を買ってしまった。出張先で買ってきた金冠のドライフルーツをひとつ口に放り込む。

このブログを書いているデスクトップパソコンのすぐ横の本棚の並んだ本の手前に、いつぞや海で拾ってきた小石が置かれている。それは明るいグレーが基調で白い斑が入っている。石ころのことは詳しくないので、こういうよくある小石のグレーの部分と白い班の部分はどういう違いで、どうして出来るのだろうか?と疑問を持つが、かといって調べるわけでもない。ただその白い班の形が鹿に見える。

この文章ではすでに海面をサイやカバの皮に見立てた。それから小石は鹿だ。見立てるということはなにかを説明するときの「良き技」なのか「逃げ技」なのか。どっちだろう。

さきほどから加湿機を付けているが、もうすぐ水タンクが空になるな。なので水を汲んでこなくてはと思うのだけれど、そんなことが面倒くさい。

今日は国民の休日勤労感謝の日でした。

f:id:misaki-taku:20211123193155j:plain

f:id:misaki-taku:20211123193214j:plain