積んである本と一度は聴いたCD

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 このブログにそのアーティストのことを書いたことをきっかけに、持っていなかった別のアルバムが以前より安価になっているのを見つけたから。読んでいた小説にそのアルバムのことが登場したので気になってYOUTUBE等の動画でちょっと聞いてみたらよさげだったから。新宿のジャズ中古レコードの店で見つけたときに気になり、でもそのときは買わないまま二か月が過ぎて、ある日に思い出して(かつコチコミを読んでますます聴きたくなり)。このブログにスターマークを下さった若い方のブログに紹介されていた曲が良かったからそのバンドのアルバムを買ってみることにして。

 これらのCDはさすがに一回は聴いて、でもまだ何回も聴いたってわけじゃない。一回目はどれも良かったです。それぞれぜんぜん違う空気が流れる。

 本の方は、会社の後輩が、この本の導入あたりの文章にはホントわくわくさせられたと言っていたので。同じ作家の本を昨年読んで、昨年私が読んだ小説でたぶんベストスリーに入る面白さだったからこれも読んでみよう・・・が、二冊。

 昨年面白かった小説は「岸政彦/図書室」「柴崎友香/百年と一日」「畑野智美/家と庭」「今村夏子/父と私の桜尾通り商店街」「中山七里/護られなかった者たちへ」ほか。あ、ベストスリーじゃなくて五冊も挙げました。

 そんな風にアマゾンで買っては届く音楽や本を、でも買うとき(ポチるとき)の夢中な感じ(そもそも夢中まで行かないエネルギーレベルであって惰性で買っているレベルかもしれない)は、いくらアマゾンプライムの配達が早くても、届いたときにはもはや冷めていることすらあって、興味があちこちに動いては定まらないままになっているんじゃないか。という反省をしている土曜日。

 少し本を読み進めないと、音楽もちゃんと聴かないと、だんだん時間の流れに取り込まれ、自粛と称して何もしなくて良いという暮らしが、自粛でもなんでもなくそれが定型になって、ほかのことは億劫になってしまって「人間がやせ細る」(物理的には怠惰に太る)かもしれない。

 気合を入れてシャキッとしなくちゃな・・・

 間違って自分で自分のこの記事にスターマーク押しちゃうし・・・あほ