水遊び 写真展のお知らせ

 上の写真は昨日4/23、仏行寺のあと書店の前に、改装中の横浜美術館前広場の水が出る遊び場で撮った写真です。初夏の陽気。水遊びって記憶が残っていない小さな頃からたくさん遊んだことだろう。小学校の3年4年、あるいは5年くらいになっても、楽しかった。誰かの家の庭の砂場か、もしかするとだだの庭の一角の土の場所だったかもしれない、1m×1mくらいの範囲に、山から海までのジオラマ模型のような地形を作っては、山の上流からジオラマの川にバケツの水をすこしづつ流し込んで、河口あたりで三角州(的なもの)が出来たぞ!とか言っていた思い出があるから、三角州って単語を知っていた年齢のことだったのだろう。あるいは、水中モーターを模型屋さんで買ってきて、バルサ材や蒲鉾の板を使って工作をして、船を作り、そのなかに捕まえた蟻を船員に見立てて閉じ込めて、使われなくなったベビーバスに水を入れるかなにか、とにかく水場を確保し、そこで荒波を想定して船に水を被せたり、蟻にとっては過酷なことをしたのにち、蟻はそれでも生きていて、無事に生還!とばかり、庭に戻したこともあった。ひどいものだと思うけれど、最初に宇宙に行ったのは人ではなく犬だった、そんなようなものですね(←ちゃうか?)。しかも有名なライカという犬は打ち上げストレスと船内の過熱で宇宙で亡くなっていたのですね(これも今調べて知った)。

 中学生になって、友達と四人か五人で海へ行って、波打ち際に、中学生男子複数人が全力で作成したのでそれなりの大きさの砂の城を作ったこともあった。やがて波が満ちてくると、どんなに堅牢に作ったつもりでも、当たり前だけれどあっというまに砂の城は流された。すなわち砂上の楼閣ってやつを身に沁みた。

 この写真の場所の背中側にあるショッピングモールで昨日は靴を買いました。雨が浸みないし蒸れもしない素材(ゴアテックスが思い浮かびますね)で出来た黒いスニーカーをアウトドアブランド、コロンビアの店で。それって所謂ゴアテックスのようなもの?と店員さんに聞いてみたら、似たような素材だと言うことだった。ゴアテックス特許権利があったとしても周辺特許で食いつないでいなければ、すでにとっくに基本特許権利期間は終わっていると思われるから、それでもゴアテックスというロゴが使えるか使えないかで、売り上げに差が出るなら、薬で言えば「ジェネリック薬品」のようなものが現れても、ロゴを使うために変わらずゴアテックスを使うだろう。こんな感じの業界内の開発における素材選定のあれこれがあるのかもしれないし、いや、私が買ったのはあくまで「なんちゃって防水」であって、性能比較をするとゴアテックスには及ばない二流素材ですよ、なのかもしれない。製造ノウハウが機密管理されていて特許が切れてもどこも真似できないのかもしれないし(まぁ滅多にそんなことはないでしょうが)。そして防水スニーカーは結局は防水という機能追加の物であるから、二兎を追うもの一兎を得ずで、その分デザイン性は損なわれていて、なにはともあれまずは「ダサい」のかもしれない。ところで今調べたら、ゴアテックスって蛍石が使われているようでした。蛍石、レンズになれば、靴にまで。まるで風が吹けば桶屋が・・・くらいの遠い二つ(レンズと靴)なのに。さらに調べたら、私の買った素材はゴアテックスよりは性能は劣るけれども実用十分という評価らしかった。

 今思うと、最初はスニーカー的なウォーキングシューズを買おうと思っていたのだけれど、防水にはなにもこだわってなかった。それなのに防水を買っていたのは、えっ?もしかするとこの水遊びの風景を見たからなのかな・・・単純だ・・・

 さて、久しぶりに展示をします。今回はイラストと写真の二人展です。イラストはすべて車なので、私の展示する写真も、車が写っている、もしくは車が写っていなくても車にまつわるなんらかの物語のある写真を選びました。一番古い写真は私ではなく父が撮った1961年(たぶん)の写真で、新しい写真は今年2022年に撮ったものまで、計15枚を展示します。下は、DMの表と裏。

 

 

 

わたしは26ですが、この型番。