やれやれのインバウンド

 9/30の土曜に七里ガ浜駐車場から西の方にレンズを向けて撮った写真です。このブログをずっと見て来てくださった方にはお気付きの方も多いと思うのですが、こういう広い場所に、人が小さく大勢散らばっている光景の写真を今までもたくさんアップしてきました。2008年からここにアップした「その手の」写真をピックアップすれば、質はともかく枚数として写真展でも写真集でもできるくらいはあるんじゃないか。だけど、そういう光景が、わけもなく?やむにやまれぬ感じで好きなので、これはもうどうしようもない反射的に撮ってしまいます。

 だけどけっこうたくさん撮っていて、それはそのときには、あまり差なんか生まれていないと思うのですが、見直すと、やはり気に入る写真とそうでない写真い分かれます。この写真でいえば、手前の砂浜で一人座っている女性がいて構図の底のポイントになり、その少し向こうに横一列に人が並んでいるのが偶然でも面白くて、その一列の一番左、白い湾ピースの女性がちょっと左に身体を捻ってポーズをとっているその姿勢も気に入っています。さらに小さな川の向こうは白い海がただ広がっているだけでなく、海に三人がシルエットになって写っている。この三人がここにいることで、海がただの白い広がりにならずに済んでいる・・・とかね。でもこんなのは撮ったときにはいちいち気にしていないことが多いですね。数打てば当たる式です。

 ところでこのあたり、ほとんどが外国からの旅行客です。さらに一駅向こうの鎌倉高校前駅の周りはもっと大勢の外国からの観光客の方がいて、ほとんどがスマホで動画を撮っている。一体何人の方のスマホにわたしの姿が記録されたことやら・・・