夜が息づく

f:id:misaki-taku:20210509215137j:plain国道沿い、なにかの工事のために白いボードが置かれている向こうに、神社の境内があるのだろうか、とても大きな木が見えた。風を受けて枝が揺れているのは、枝のそれぞれが「千手観音」の手のようで、それが風に揺れているわけだが、むしろ自ら動いてなにかを招いているように見える。いま、落葉樹は、新しい葉を、日々、ものすろい勢いで繁らせているだろう。こういう光景を見ていると、自然のそこここに宿る「精」が本当にある(いる)ように思える。それに姿を与えれば例えばトトロだろうか。眠っている夜を通して、息づいている夜がある。

ところで、この上の写真は、工事の白いボードをしたの方に入れている。そして私はそのボードを入れていない写真も撮ってありました。だけどしばらく両方の写真を眺めていて、白いボードがある(上の)写真の方がずっといいと感じるのだった。

さて、コロナ禍で夜に外食する機会がなくなった(すなわち会社の仲間や写真仲間との飲み会や、仕事上の接待(する方もしくはされる方)とかそう言うやつです。すると春野菜の天ぷらとかホタルイカとかソラマメとか、そう言う季節の食材ってなかなか食べる機会が少なくなってます。

ソラマメ食べたい・・・