一転、寒くて風が強かった日曜

 写真は15日の金曜日、日比谷通りに面した第一生命ビルのビルの前だったと思います。

 と、二日前の写真を載せましたが、今日、12/17日曜日は大磯(神奈川県中郡大磯町、明治の政治家たちの別荘がたくさんあった相模湾に面した町で、日本で最初に海水浴場が開かれた砂浜があります。)の港で開催される大磯市に行きました。毎月第三日曜日に手造りの小物や食べ物の屋台や、キッチンカーが並ぶイベントです。

 クリスマスの日に予定されている忘年会で、なんと懐かしい!プレゼント交換会があるというのです。若い方は二十代前半かな、一番年かさなのは私だろう(六十代)、だいたい10人くらいの忘年会だと思います。プレゼントの代金は1500円まで。出席者はすなわち老若男女。こんなことをするのは、高校生のとき以来じゃないか・・・考えたのは老若男女に等しく喜ばれるというものを探すと冗長性が増して(笑)面白くないじゃないか・・・ということで、ここはもう若い女性を想定して、プレゼントが実際は若い女性に渡らなくても、まぁそこから奥様とか恋人とかお嬢様へと転がればいいわけで。それで大磯市まで手作り小物を探しに行きました。

 昨日と打って変わって寒い上に強風。キッチンカーでバインミーを買って、港の、船をロープを舫でおくときのロープ掛けの、岸壁に突き出た丸っこい鉄の出っ張り(正式名称不明です)に座って海を背にして背中を丸めて食べたのですが、海風が身体を冷やす・・・

 話が戻って、その高校のときのプレゼント交換会はお金を掛けずに何かプレゼントを作ってこい、といったものだった気がします。しかも男子生徒と女子生徒のあいだの交換会だった。双方20名づつくらいだったんだろうな。自分がなにを作ったのかは覚えていない。女子からのプレゼントが丸く座った男子が一個づつもち、なにかの音楽に合わせて左隣へ渡し右隣から受け取る。だれかがストップをかけてそのときに手元に来たものが受け取るプレゼントだった。自分が受け取ったのが、洋楽のバンドの写真を雑誌などから切り抜いて作ったコラージュのような「作品」だった。きっとこれを作った人は、そのバンドがとても好きで、だから一生懸命作ったんだろうな、と今は思いますが、そのときは、私はそのバンドには興味もなく、そのバンドの音楽を聴いたこともなく、なんなら名前も知らない。だからナニコレ?イミワカラン・・・という感じで受け取った。きっとそれを作った女子は、ああぁよりによって岬くんに渡っちゃったよ、げーっ、つまんなそうな顔してるぅ、と思ったんじゃないか。

 なんかなぁ・・・悪いことしたな・・・それも何かの縁だと感じて、そのバンドを聴いてみるくらいすればよかったのに。なんて思うのは大人になってからで、自意識過剰でつっけんどんな年ごろにはそんな風には思わない高校生だった。

 無事に大磯市でバインミーを食べ終え、プレゼントをぴったり1500円で買いました。