町田の進学塾に授業を受けに行くという家族のＳに付き合って、町田まで送って行き、そのまま山崎団地行きのバスに乗って町田ダリア園というところへ行ってみた。今日は快晴。出掛けの15分まえにあわてて町田市+観光と検索して出てきた公園や美術館や神社仏閣の中から、ちょうどダリアの花の見ごろが迫っているようだったので選んだ。山崎団地という大規模団地が緩やかな斜面に広がっている高台の奥に、ダリア園はあって、まちだ福祉作業所が障がい者の働く場として町田市が設置したこの公園を運営しているとのこと。それほど広い敷地でもないし、通路やらなにやらも素晴らしく整備された最新設備というわけではないが、そんなことは一掃してしまうほどの多くの種類のダリアが所狭しと咲き誇っていて、それが特に逆光で花弁の縁を光らせている光景にただただ見惚れる。たまたま借りているフルサイズ一眼デジカメと、コンデジの方はマクロモードの超至近距離（1ｃｍとか）で花弁の連なりを山脈に見立てて撮れないものか、とか思ったり。
花など撮りなれていないから、ここにもときどき書き込んでくださるfrannyさんの写真のような柔らかくも美しい写真はどうやら私には無理。とりあえずは作法どおり、100ｍｍくらいで絞りをなるべく開いて、前ぼけや後ぼけも計算して、露出も微妙にコントロールして・・・などとやってみるが、撮りなれていないことをやってもそうすぐには上手くは行かない（だいたいこんな快晴で撮るのがいけないのか？）。それでも汗びしょびしょになりながら熱中して撮っていると、私が撮る花の写真はなんだかやっぱり理科系っぽい律儀さを追っているように感じたりしてしまった。
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夜、Ｓと二人でつばめグリルのハンブルグステーキを食す。妻が所用で三日ほど不在のため。
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