飛行機頭痛


 しばらくその症状が出たことがなかったので、すっかり忘れていたのだが、O市に出張の往路の飛行機が着陸態勢に入って下降中、突然左の眼球の回り(奥や上)から眉間にかけて激しい頭痛に襲われる。この症状が出たのは三回目になる。ネットで「飛行機 頭痛」と入れて検索したら、通称「飛行機頭痛」というもので、同じ症状を経験した方がいることがわかった。航空性副鼻腔炎とか書いてあるのも見つけた。突然の急激な刺すような痛みで、眼球が零れ落ちてくるのではないか、とすら思ってしまう。
 私は子供のころに鼻中隔湾曲(字があっているのかな?)と診断され手術をした方がいいと、耳鼻科の医師にサジェスチョンを受けたことがあったが、内科医師だった父の見立ては「そこまでの必要はない」とのことで手術はやらなかった。手術をしないと大人になって蓄膿症になる可能性が高い、とも言われた気がするが、とりあえず蓄膿症にはなっていない。でもそういうことで、鼻の奥と外部とのあいだの空気の出入りがスムースでないのかもしれないな。だから気圧差がリアルタイムで調整されず、副鼻腔とかいう空間がつぶされるのではないのかな。
 いままでこの頭痛が起きたのは、1:国内線で、2:降下中という共通点がある。起きるか起きないかは、気圧の変動速度とか体調とかいろんなことが関係しているのではないだろうか、素人の「勘」みたいなものだけど。
 復路(出張は日帰り)も起きるのではないか、と警戒していたが、ちょっとだけアルコールを飲んでから乗ったからか(いや、アルコールはむしろ不利な方向かも)、すでに仕事が終わってリラックスしていたからなのか、復路は起きずに済んだ。

 羽田に帰ってきたのは夜の9時過ぎで、飛行場内のレストランでちょっと夕食を食べ(ロールキャベツとコロッケ)、ほんの十分ほど展望台に出て夜の飛行機を眺めていた。明るい月に照らされて綿雲が動いていく様子がよく見える。カメラをマニュアルにしてシャッター速度を遅くして、飛行場を真っ白に飛ばしてでも雲を写そうと思ったが、三脚など持っているわけもなく、よりかかったり、ストラップを伸ばしきって引っ張るようにしたり、ぶれを抑える努力をするが上の写真も詳細に見ればやはり手振れしていた。まあいいや。まあいいや、だらけで過ごす、秋の夜長。字余り・・・なんてね。

♪「旅に出るなら、夜の飛行機」つぶやく貴女、セクシー♪
というのは下田逸郎が作ったのだったろうか、石川セリが歌ったこの曲を学生のころにはよく聞いていた。

 旅ではないけど、日帰り出張に過ぎないけど、出張からの帰りだけど、夜の飛行場を眺めるのは悪くない。係員や動きまわている車が規則正しい管制指示や計画のもとにきびきびと明かりの中を動いていて、ポンキッキーメロディーズにあったのだったか「はたらくくるま」の歌を思い出した。

 

DREAM PRICE 1000 下田逸郎 セクシィ

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9月17日昼頃追記
スマホに変えたのが7月の中頃だったろうか、パケット使い放題にしているから具体的な損失には関係ないとはいえ、もしパケット使い放題にしてなかったらあなたはこんなに多額に相当する通信を使用していますよ!の数字を見たら四十万円だった。びっくりしたが、買い替えでいろいろといじっていたからまぁ7月に限ればそうだったのだろう、と思っていた。8月は今まで、スマホ前に使っていた携帯からのウェブ使用頻度と同程度か、2割増しくらいのイメージだったから、多くても20万円相当かな、と予想していた。ところが!その明細書を見てびっくりぎょうてん。実質的にはパケット使い放題で何の支出にもならないから気にしなくていいじゃん、と言えば、まぁその通りなのだが、その額は120万円とある。何か使い方を間違えているのかな?様子を見ていると明らかに私より頻繁にiPhoneを使っているように見える家族のTでも、その額は四十万くらいだそうだ。私はAndroid携帯だがOSによる差があるのかな?なんか精神的に気持ち悪い。何かを切ってないからとか、みんなが知っているノウハウに無知なの?