松本竣介展に行ってきました


 紅葉を見物に、例年通り12月の第一週の日曜日に、新宿御苑に行こうかな、と思っていたが、世田谷美術館松本竣介展をやっているし、今年は砧公園に行ってみることにした。天気予報は午前が晴れで、昼からが曇りで、夜は雨、だった。茅ヶ崎を出るときには晴れで、砧公園の最寄駅の用賀に着いたら「薄曇りでもときどき陽がさす」だったけれど、駅近くのチェーンのパスタ屋さんで昼食を食べて、外に出たらもう晴れの気配は全くなくなっていて、どんよりとしてしまっていた。紅葉は快晴の逆光で色づいた葉っぱを仰ぎ見るのがきれいなので、曇ってしまうのは若干残念なのである。
 銀杏も楓も見事に色づいていて、クヌギの大木なども見事だった。冬桜の木にも花が付いていた。(冬桜の目の前の花にピントを合わせるより、向こうに合わせた方が少しは面白かったから、それが上の写真です。)

 松本竣介展は終戦間近の誰もいない街の風景が、寂寞としているのに洒落てもいた(洒落ているなどと感じるのはいまの平和ボケの時代だからなのかも)。
http://www.museum.or.jp/modules/im_event/?controller=event_dtl&input%5Bid%5D=79466