家にいる日

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 土曜日2/9は関東南部でも大雪が降る可能性がある!と、天気予報がネットやテレビで知らせてきていた昨晩。昨晩は冷え込んでいて、会社からの帰りも凍える思いだったので、その予報も納得できた。そこで今日はどこにも行かないことにして、ずーっと家にいた。近所のコンビニに一回だけ出かけたが。結局、神奈川県茅ケ崎市では雪は降らなかった。これを書いている夜の九時頃までは。このあと深夜にかけて降るのかもしれない。

 午後、BSテレビでダークヒーロー・明日のジョーの力石徹という番組、たまたま映ったので見た。私が中学生のころに明日のジョーの力石徹が、試合でジョーに勝ちながら脳出血で亡くなる場面が、漫画雑誌に掲載されたそうだ。当時、明日のジョーに夢中になっていた同級生が大勢いたに違いない。ところがこの私はまったく知らなかった。漫画雑誌は読んでいなくて、その後も読んでなくて、いまも漫画を読む回数は少なく、そのせいで漫画を読むのが下手で、遅い。だから、明日のジョーと言う漫画のストーリィも、今日このテレビで「あらすじ」を知るまで、なにも知らなかった。それでも面白かった。番組名はダークヒーローだが、番組だけを見ると、どこが「ダーク」なのかは判らない。まさにヒーローそのものに思えた番組作りだったし、この漫画の主人公はジョーではなくて力石徹なのか?と思ってしまった。そうなのでしょうか?

 

 夜になり、この写真を「作った」。私が所属する写真同人ニセアカシアは、ニセアカシア8号を刊行したばかりだけど、二年くらいまえ?三年かな?に出した「ニセアカシア7」で、私は「夕行列車」という作品を掲載した。車窓を流れていく光景を撮った写真からさらに一部分を切り出して接写した写真で作った作品。そのときの手法でこの写真を作りました。一瞬の街角。自転車を立ち漕ぎする人、橋の上にいる人、工事現場の人、が写っている。その人たちがここでこうして「いる」瞬間、私の乗っていた電車が通り過ぎたわけだ。別にどうってことのない当たり前のことで、だけど唯一無二で決して再現されない街角の光景。

 

 読みました。久しぶりに?と言ったら失礼ですが、伊坂幸太郎作品で久しぶりにすごく面白かった。