紫陽花

f:id:misaki-taku:20210613163457j:plain

茅ケ崎市小出川、鶴嶺通りの赤橋から1キロかもう少し上流にコロナ禍になる以前は「紫陽花祭」をやっていた川沿いの散歩道沿いに紫陽花が植えられている辺りがあったことを思い出し、APS-CサイズセンサーのMLカメラに28mmマクロレンズをくっつけたのを持って、行ってみる。紫陽花はもうピークを過ぎているのか、なんとなく「野の花」と言う感じで続いている。小出川の岸辺からは牛蛙の声が聞こえる。燕も飛んでいく。もう幼鳥も巣立っているのかもしれない。帰り道は川沿いの道をはずれ畑の中の道を選ぶ。家のそばまで戻ると、まだ8時台だというのにテイクアウトのパスタの店が開いている。ちょっと昼にパスタでも食べようかと思い立ち寄る。なんでも(たくさんの)予約が入って朝から仕込む日は店の方もさっさと開けてしまうらしい。野菜のアラビアータのペンネを買って帰る。

帰宅後、ちょっと眠ってしまい、起きるともはや13:00。アラビアータを食べる。すごく美味しいな。首筋を汗が流れる。

今日は2002年の日韓ワールドカップのときのアイルランドチーム記念Tシャツを着ている。新潟までアイルランドカメルーンの試合を息子と二人で観に行ったのだった。帰りに新潟駅前にあった古めかしい洋食屋に入り、タンシチュウ定食を食べた。柔らかく肉厚な。帰りの上越新幹線は何故か車内の明かりが少し落とされていた。それがけっこういい感じだったが、いまもそうなのかな。記念Tシャツは会場で買ったのか、それともどこかのスポーツ用品店で買ったのか。あのときのアイルランドチームは素晴らしかった。大黒柱のロイ・キーンがなにかの理由で招集されていなかったけれど、ロビー・キーンやダフやホランドが、なんていうのか、縦横無尽に走り回り、躊躇なくやるべき攻撃的プレイに集中していた。ベスト16だったかな、PK戦で敗れたような記憶だけれど、おおいに記憶が間違っているかもしれないな。

その記念Tシャツを記念だからとずっと着ないまま飾ったり、箪笥に仕舞ったりして持っていた。しかし、なんか、そんな風に保管しておくって意味があるのかな?と思ったのだ。まぁ、物によっては凄い値段になっていてメルカリで売るといいなんて場合もあるかもしれないものの、これはそういうものでもないだろう・・・。それで今日、そのシャツを着ている。

アラビアータを食べるときに赤茶色のソースが白いTシャツに飛ばないように、ナプキン替わりの手ぬぐいを首から胸元にぶら下げた。その手ぬぐいは、何年か前のペットボトルの伊右衛門茶の付録だったものだ。緑地に白で、伊右衛門の字とペットボトルの絵が描かれている。

いま17:00になった。17:00になると茅ケ崎市や赤とんぼのメロディーを流す。先日、作曲家の山田耕作(耕には竹冠があったような・・・)が赤とんぼを作曲した家があったという場所にたまたま行き着いたことがあった。そうなんですね、そういう歴史があるから赤とんぼが流れるのか。

f:id:misaki-taku:20210613163516j:plain