憂鬱

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猛暑だったり、そのあと雨の日が続いたり、そういう気が起きなかったりで、たぶん十日間くらいほとんど歩いていない。電車で通勤していた頃は平日は自動的に5000歩~7000歩は歩いていたが自家用車通勤に切り替えてからは出社して帰ってきて2000歩程度だ。以前は休日は写真を撮り歩いたり美術館を巡ったりで、平日のそれ以上歩いていた。この五月六月七月は意識して歩くようにして(手術後のリハビリもあったので意識的だった)いたが、8月の上旬まではまだしも、その後は歩かなくなった。写真もほとんど撮ることがない。というわけでこの富士山と砂浜に集まった人がシルエットで写っている写真を撮ったのは今年ではなく2012年。もう9年も前の写真だ。この日はこのあと茅ケ崎花火大会があった。それを待っているときに撮った写真だ。海岸で打ち上がる花火は少し遠くからでもよければ、ずっと繋がっている砂浜に行けばビルなんかもないのできれいに花火が咲くのが見えるのだ。この写真はなんだかありきたりな写真だな。富士山があって人々をシルエットでとらえて少しぼんやりとした色の淡い夕焼け。それでいままでどこにも使ったことがないし、こんな写真を撮ってあることなんて覚えてもいなかった。でもこうして9年経ってからたくさんの写真を見直しているときにたまにはこんなのもいいねと思ったのかもしれない。写真を選ぶことにさえ気力が失せているのか。

コロナの感染者数の増加はとどまるところを知らず、わたしはすでに二回のワクチン接種を受け、二回目後に三~四週間を経ているのだけれど、憂鬱な感じはまったく変わらない。早くなにも制限のない暮らしをしたいものです。

書くこともこんなことくらいしか思い浮かばないのでした。