些細な違和感

f:id:misaki-taku:20211225203713j:plain

写真は二週間くらい前のものです。

天気予報が週末から日本列島は数年に一度の寒気に覆われ、ものすごく寒くなるでしょう、と盛んに伝えている、今日の金曜日はクリスマス・イブ。近隣のローソンに立ち寄ったら、いつもはサラダなどが置いてある棚がケーキの箱に占領されていて、ほとんどサラダが見当たらない。ところでコンビニと言えば、このまえ朝の通勤時に聴いていたNHK第一のラジオ放送で、朝からちゃんとたんぱく質を食べましょう、という話を聴いたので、それまで買ったことがなかったゆで卵を、ときどきコンビニで買うようになり、そういう日には、朝のおにぎりやサンドイッチと、あるいはバナナと、一緒にゆで卵を食べてます。ところで、コンビニで買ったものを食卓ではなく、会社の自席や家の自室のPCテーブルでちゃちゃっと食べるときに、当たり前ですがこのゆで卵の皮を剥くために最初に殻にひびを入れる。そのためにはもちろんゆで卵をどこかにぶつける。このぶつけるべき場所というのはどこであるべきなのかがわからない。もちろんほかにはしかるべき角はないから、会社なら自席の机の天板(て言うのか?)の角に、自室ではPCが置いてある小さな机のそこにぶつけるしかないから、当然そうしているのだが、でもそのたびに、本当はここではないもっと的確で正しい、ゆで卵をぶつける場所があるように思えるのだった。こういうふうに自席や自室で食べるということ、食卓ではないところで間に合わせで食べること、ってむかし(四十年五十年前)にはあまりなくて、皆ちゃんと食べる専用の場所に集まって食べていた確率がいまより高かったかもしれないが、かといって、食卓でみなが集まって食べていた時代にはゆで卵を最初にぶつけてひびを入れるための相応しいぶつけ場所があったっけ?と思い出そうとしてみると、結局むかしだって決まっていたわけではなかっただろうと思う。あるいは殻付きのゆで卵を食卓で剥くことは少なくて、多くは台所で料理をされる段階でその行為は行われていたのか。そして主婦はシンクの角ではなくて、まな板の角にぶつけるのを常としていた・・・かしら?さて、むかしのことはよく覚えていないけれど、ここにこれから私はゆで卵をぶつけるけれど、本当はそれは行儀が悪いことであって、本当なら×××がぶつける場所なのだ・・・といった思いが起きる。でも×××がどこなのかは不明な感じがする。でもきっとそうすべき打ち付ける場所が特定されていることなんかないんだろう。適当にその辺でどこかあるでしょ!てなもんなんだろうな。

ま、些細な違和感でございます。

ゆで卵 ぶつける場所を迷う君 加湿器のミスト 揺るぎない冬至