夏の日々

 霞んでいる、青い朝。東京の7月12日の朝6時少し過ぎ。外はもう蒸し暑い。会社には一番に到着した。この写真を撮った窓のある会議室は、全館冷房とは別系統で、個別に冷房のスイッチを入れないと冷えない。東に面しているから、もう熱が籠っている。早速、会議室専用の冷房スイッチをオンにしておいた。それからローソンで買ってきた小さなフォーを電子レンジで温めて、ゆで卵を剥き、その二つを朝食として自席で食べながら、ノートパソコンの電源をオンにする。

 翌日の7月13日は曇りがちだった。朝、家を出るとき、まるで私が家を出るのを誰かが監視していて、雲の上の雨の神様に連絡を入れているんじゃないか?と思ってしまう、外に踏み出したとたん、アスファルトに黒い雨のシミがぽつぽつと出来始める。風が吹くと、雨粒が巻き上げた土埃の匂いが漂う。この匂いが、実は好きなのです。なんでかわからない。なにか理由があるはず。小学生の頃にこの匂いを嗅いでいた。天候が不安定で雨が降ったり急に晴れるようなのが好きだったのか。雨男の本領発揮で、短い外に出ていた時間だけが雨模様。夜は飲み会があった。アルコールは飲まずにジンジャエールを頼み、一回おかわりをしただけ。なにか面白い話、あっただろうか?

 7月14日金曜日は晴れ。少し出勤時刻を遅らせて、K町の台湾朝粥の店で朝食を食べてから出勤する。夜もずっと蒸し暑い。

 暑くて寝苦しい真夜中、暑くて目が覚める。目が覚める前に、ダウンジャケットを着ると暑いが、荷物はパンパンでもうバッグには入らず、一体どうしたものか、結局は着ていくしかないか・・・そうだ!車で来ていたんだった!だからダウンジャケットは持ち歩かなくても、車においておけばいいだけの話じゃないか・・・と思って駐車場を見回したが、自分の車が見当たらない・・・という夢をみていた。それでまたどうしたもんか?と考えている夢。これはふとんを掛けて寝ていて、暑すぎで、だから見た夢だったのだろう。でもふとんを蹴飛ばして足元に追いやるとか、ベッドの横に落としてしまうなど、ふとんから脱出することはしていなかった。そういう体力がないだけかもしれない。

 数日前のブログにジャズトロンボーン奏者のコンラッド・ハーウィッグのことを書いたあとに、アマゾンでコンラッド・ハーウィッグ(tb)と、イゴール・バットン(TSax)の双頭セクステットアルバム「Reflections」を買ってみたのだが、いまはこのアルバムの疾走感溢れる演奏に魅了されています。

Reflections

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