ブロック塀

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 今日も在宅勤務をする。朝7:30から海外とのウェブ会議があり、その後、今日はたくさんの会議を経て、一旦、15:30で会議が終わる。その後ももうひとつ、16:30からの会議があるが、その隙間に出来た一時間で家の周りを健康のためにと散歩をした。家の前のバス道路を渡ったすぐのところから北へと続いている細い路地の途中には紫木蓮の大きな木がある。蕾をたくさん付けているが、もちろんまだ固く、春は遠い感じだ。だけど、その木の根元にあった水仙は花を付けている。先日、近所の土曜日曜のみ営業するパン屋さんに行って、いちぢくとクリームチーズのパン、その他、を買ったとき、店に置いてあったこの地域のことが書いてあるテイクフリーの小冊子をもらってきた。その記事に、ちかぢかオープンするという、個人が本棚を借りて古本を並べることができるようなスタイルらしい、古書とちょっとした飲み物と、たまにイベントもやりたい、という構想の新しい・・・記事から想像するにブックカフェに近いのか・・・店が「準備中」という記事があった。散歩の折り返しにちょうどよい距離の場所にあるようなので行ってみたら店内を仕上げている最中だった。ところが、その新しい店には興味があるものの(本棚を少し借りて本を売ってみようか)、その場所がいちどは行ってみようと思っていた大衆中華の店のあったところで、なんだ、一度も食べに行かないまま大衆中華店が閉店してしまっている、その方がずっと残念だった。本屋予定地から引き返す。日は傾いてくるが、日没時間は一番早かった日よりだいぶ遅くなっているのだろうか。調べてみたら、東京の日の入り、12月上旬はおよそ16:28だったのが、いまは17:07まで伸びていた。これが2月も末になると17:35になるそうだ。たぶん2~4月は日没時間にしても日が昇る時間にしても、一日の差が大きいころだ(微分値が大きい)。だけど、いまのところ、体感として「日が沈むのがずいぶん遅くなったなあ」とはあまり感じられない。自分が鈍感なだけなのかもしれない、自分の暮らしが日没時間に敏感でいるようには出来ていないからかもしれない。たぶんこんなことを調べるのは、この冬が寒くてつくづく早く春よ来い!と思っていることとか、日が長い季節がずっと好きだとか、だから「待っている」気分ゆえのことだろうな。

このブロック塀のある小道のあたりは好きです。たぶん少しだけ道が曲がっているからだろう。そのカーブに沿って、ブロック塀も緩やかにカーヴに沿って続いている。高校生の頃に流行っていたフォークソンググループの曲に

♪ブロック塀に沈む 夕陽がさびしくて 痛む胸の中に 住んでます秋が♪

って歌詞があったな、などと思うが、いまはもちろん歌詞にある秋ではなく冬でした。でも、歩いていると、もう満開の紅梅に巡り合ったりできた。それは最近建ったばかりらしいアパートの壁とゴミ置き場の隙間のスペースに生えている。経緯はこの梅を残すことにして、整地と建築が行われてアパートが出来たのだろう。よくぞ切らずに残してくれたものです。真紅の花が美しかった。