3月

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 ここのところ自分の業務管理の見通しの甘さから、高校時代の徹夜の一夜漬けみたいな感じで、会社で自分がプレゼンする資料をずっと作成している。だからバッグのなかにはカメラを入れてあるものの写真を撮る余裕がまったくない。それでも、なんでそんなことにこだわっているのか、と自分でも笑ってしまうのだが、このブログを毎日書くことに固執していて、そのためには必ず一枚以上は写真を載せることにも固執しているから、古いHDDを見直すことになる。これは2015年の1月に雨の夜に京都の町を歩いていて撮ったようだ。なんか写真を見ても、その夜のことなど思い出せないのだが、どうやら六曜舎で珈琲を飲んだらしいことがわかった。

 今朝、通勤のために自家用車を運転していると、昨年より二週間から三週間以上遅れてやっと梅が咲き始めたというニュースが聞こえていたが、それがどこの話だったのか、肝心のところを覚えていない。水戸の偕楽園だろうか?梅はひとつふたつと最初の花を開いたころ、ほとんどはまだ丸い蕾のころ、少ない咲いた花を見つけつつ楽しむことを探梅というそうだ。そしてもう花がたくさんついたら、これは観梅というそうだ。こんな話を聞くと探梅って粋だなぁ、と憧れる気持ちが生じる。こういうのっていかにも日本人の心なのだろうか。

 今日もとても暖かい。下着にヒートテックシャツを着ていたせいか、会社で仕事をしているときに長袖ワイシャツの袖をまくり上げてしまう。

 季節が進んでどこかに出かけたい陽気になったからか、季節は関係なくコロナによる制限がじわじわと心にダメージを呼んでいるからか、こういうコロナ前の気まぐれな旅行のスナップを見ていると、どこかに行きたくなる。

 早くも3月だ。弥生。