着陸する飛行機の光

 ちょっと手振れしていたのでフォトショの画像処理でソフト処理的なことをしてごまかしていますが、まぁそれは許してもらうとして、写したかったのはこの空にあるこの写真では五つかな六つって数えるのかな、光の列で、これはなにかと言えば、羽田空港に着陸するために順番に並んでいる飛行中の航空機なのです。風向きによるのかもしれない、写真では右から左に動きながら回り込みつつ高度を下げ、この写真でいうと左端の飛行機がここから高度を下げながら右に進み着陸していく。左端まで次の飛行機は写真で右から左に動いている。

 なんだか闇の向こうから提灯を持った人がゆさゆさと揺れながら近づいてくるような不思議な感じがしました。澄んだ空気の夜空に移動している飛行機を眺めているのはいいですね。旅はいつかはしたい。飛行機に乗って遠くへ。だけど今すぐじゃあ行こうよ、と誘われるとしたらちょっと待ってよ、今じゃないよ、って思うかもしれない。いまは寛いで、電気を消した部屋の窓際のソファーに寄っかかって、暖かいなにかを飲みむのもいいな、遠くに思いのほかゆっくりと動いて行く飛行機の灯りをぼんやり見て、旅に行きたいというより、旅の計画を妄想したい。そんな感じでしょうか。

 と書いたけれど、これは会社の会議室から残業の途中にちゃちゃっと慌てて撮った写真で、このあとはまた残業だぁ・・・