ハムカツとハムステーキの思い出

 昨晩、1/8の夜、辻堂のとある居酒屋で友人と二人、新年会というか・・・まぁ、普通の飲み会をしました。たまには食べたもの写真でもいいでしょう(笑)自分の背中側に裸電球がぶら下がっていて、広角~標準で料理を記録しようとするとカメラを持つ手の影が入ってしまう。そこで望遠側のマクロ機能で影を避けて撮ったハムカツの写真です。ほかに、焼きサバ、殻付き炒り銀杏、ピリ辛ピーマン、竹輪と紅ショウガの磯辺揚げ、など。日本酒は、竹園還る山廃、久礼純米吟醸初しぼり、相模灘特別純米無濾過生。友人がほとんど飲んでくれるので、あまり飲めない私も三種類を少しだけいただけた。

 いまはハムと言えば、コンビニなどでも売っているスライスされたものをときどきトーストに載せたりして食べる程度だけれど、子供の頃にはいまよりずっとお中元とかお歳暮とかで物のやり取りが盛んで・・・このイメージは昭和40年代くらいですが・・・そういうやり取りの定番のなかに、上腕くらいの太さの長さ20cmくらいのハムがあったと思う。そんなわけでときどき自宅の冷蔵庫にそういうでかいハムが入っていた。そういうときに母親は厚く切ったハムにパイナップルの缶詰の輪切りのパイナップルを載せたハムステーキを作ってくれたものだ。

 居酒屋のハムカツはこういうふうに分厚いと嬉しくなる・・・結構、単純。テーブルには中濃ソースとウスターソースが置かれている。店のお姉さんが、けっこうウスター派の方もいらっしゃいます、と言った。私は深く賛同。さっそくウスターソースをかけて食べました。友人はソースは使わず、塩を振ったりしていて、それもいいよね。

 夜が更けていく。常連なのか、一人客が来てはカウンターに座ってちょちょいと飲み食いして小一時間で帰って行く。いい店でした。