昔はもっと……と言うなかれ

 大寒波のせいなのか強風とときおり舞っている粉雪のせいなのか?そんな天候にデジタルシステムがアナログっぽい不調を示すところがなんとも可笑しい感じもするが、いま家庭内の中継LANが不調で自室のパソコンがインターネットに接続できなくなってます。それで用意した写真もブログに上げられない。長い文章も書き辛い。応急処置でスマホで書いていますが……5Gもだめみたい。4Gしか電波がないようです。
 写真はスマホに転送してあったところから見繕うか……
 大寒波というけれど、以前にこのブログに書いたように、私が小学生だった60年代の冬は南関東でも連日零下になっていて、バケツや池に張った氷で遊んだもの。それともある極寒の数日の記憶が、そんな日々がずっと続いていたかのように錯覚してしまっているのか?そこでまたもやいいのか悪いのか?ちゃちゃっとネットで調べたら60年代はミニ氷河期とも呼ばれとくに1963年の冬は東京でも連日零下だったと書いてあったから、私の記憶は間違っていないのかも。
 今日、タクシーに乗ったとき、私と同年輩の運転手と、昔はもっと寒かった件で話が合った。それはそれとして、そのあとに運転手が唐突に、子供の頃は空の上のほうが太陽に近いからずっと暑いと思っていたが、40代になった頃に子供と富士山に登ったら、下界より寒くて、高いほど暑いわけではないんだな、と初めて体感したとおっしゃっていた。
 子供の頃の寒い冬を知っていてもだからといって今日の寒さを大したことないな、なんて思いはしない。寒いものは寒いですね。テレビではニュースになるとヒートショックという単語が使われて、注意しなさい、と啓蒙してる。ヒートショック試験は、モノの信頼性テストでは昔から行われてる。モノに過酷な条件だからヒトにも過酷なんだなぁ。風呂に入る前はかけ湯をしてからだを温度に馴染ませよう(笑)

 写真は散歩していて見つけた古い古いアパートのドア。中野あたり。撮ったのはフイルムカメラです。