恋するライダー

 ある日に何かのきっかけで頭の中にある音楽が流れ出し、そのまま数日のあいだずっと消えないことがあります。今日は火曜日。日曜日から今日までずっと流れているのは大橋トリオ斉藤和義をフューチャーして作った「恋するライダー」です。歌詞はうろ覚えなので、歌詞カードを読むと

♪ ちっぽけな夢じゃ終わらない 君だけのクロニカル見せてお願い まだ間に合うんだ 僕らはドリーマー 追いかけて つかまえて ♪ (詞はmicca)2016年

2016年から7年経って、世代が変わるというか、個人からすると7年分進んで、下に7年前に自分たちがいた年齢層にいま所属している若い人がいて、それで社会が構成されている。その総体のなかで流行というのか、目下の話題があって、総体の出している認識や行動パターンや意見は、7年前とは違っているんだろうな。

 でもこの7年前の歌詞は、極端に言えば50年前と同じ前向きの感じがして、無鉄砲な感じもして、エネルギーや思いも感じられて、好きでした。

「まだ間に合うんだ 僕らはドリーマー」ですよ。そうだなぁ、そういう気持ちって、不変なのだろうか?そういう気持ちが7年後のいまも持ててますか?間に合わなくてもいいけど、僕らはドリーマーであって間に合うって信じて行くんだ、というような気持ち。僕じゃなくて僕ら、が。ちょっと前のブログに応援ソングは嫌いと書いたけど、これも応援ソング?ちょっと違う?

 夜遅く走っている車はどこに向かっているのか、そりゃあ、自宅だろうし事務所への帰社かもしれないし、ほとんどは日常のなかの行動だろう・・・でもそうではない、ここではないどこか、へ向かっている人もいるかもしれないですね。少し前に撮った写真から。