東京上空

 ここ数日地味目な写真をアップし続けてたので、ちょっと決定的瞬間な写真を(笑)。これは旭川から羽田に向かうJALから見下ろした品川の大カーヴを走って行く東海道新幹線の写真です。だからなんだ、と言えば、別に・・・飛行機の影も写ってます。

 じゃぁ、これはどうだ!とばかり、もう一枚。新宿副都心が見えます。都庁も写っている。住友の三角錐(角に面取りはあるけど)のビルが一番古いのかな。日本初の200m越え高層ビルで1974年竣工、2020年改修。1990年頃に新宿の高層ビルの上の方の階でなにかの会議だか研修だかがあって、あれは住友のビルだったような気がするけど、はじめて高層ビルから地上に動いている人や自動車を見下ろしたときには、ほんとに足がすくみましたね。手摺ないじゃないですか、ガラス窓に顔くっつけるとすぐ外で。それ以来、じぶんはきっと高所恐怖症というやつだと思うことにしてきたが、飛行機から外を見るのはぜんぜん大丈夫なのは何故なのでしょうね?けっきょく高所恐怖症じゃなかったのかな。

 あるいはもっと前、まだ新宿に住友ビルしか高層ビルがなかったころ、新宿に行くと言えば、紀伊国屋書店に時間をかけて本を見に行くか、カメラ量販店に現像用品を買いに行くか、いくつかあった中古カメラ店を回るときだった。たしかコニカプレス2型の6センチ×7センチフイルム用中版カメラを買ったのは新宿駅近くの八百屋さんの近くの店だった。あのカメラは単純に形が好きだったけど、ぶれやすいカメラで頑張って保持しても1/250秒でぶれている。まぁ中版だから標準画角で100mm越えの焦点距離で、それをルーペで仔細に見ての話しだけど。先日、古いネガケースを見たらそのコニカプレスで撮ったモノクロフイルムがたくさん出てきました。こんど画像データにしてみようかな。あのコニカプレスを買った日は、冬の日で、買ったカメラを持ってとんかつの王ろじに寄り昼飯を食べた。そういう流れとして記憶の断片が残ってるもんですね。

 最近都内にいるとビルとビルのあいだからよく飛行機が飛んでいくのが見えて、いつからか都心上空航路が許されたのだろうなと思いながら見上げていましたが、その飛行機からはこうして東京がよく見えました。