猛暑日の推移

  写真は数日前、8/19土曜日に品川駅からteradaartcomplex(寺田倉庫にあるギャラリー)まで最終日だった山中信夫「マンハッタンの太陽」を見にくために20分ほど猛暑の中を歩いたときに撮ったもの。真昼間とはいえ夏休みの公園で子供が一人も遊ぶことが出来ない、そういう気候になってしまいましたね。夏休みに入る前に、毎年毎年、今年も、学校の体育の授業で複数の生徒が熱中症で倒れたというニュースを聞きますが、これ、あまりに学校側の対応がルーズじゃないのかな、個々人の行動の方がこうして誰も遊びに出て来ない、それはそれで悲しいけれども学校よりよほど臨機応変に危機対応出来てる。会社もそのうちサマータイム中は全員在宅勤務推奨となればいいのに。そうすればビルの電気代も減るだろう。teradaartcomplexからの帰りは、たまたまやってきた都バスに飛び乗って歩くのを回避できました。36℃か37℃だった。

 それで、バスの中で、むかしの夏はここまで暑くなかったよな、という皆さんのそして私自身もそう感じてることが定量的にもそうなのか?と思い、猛暑日×推移だったかなそな検索ワードで調べてみました。たしか今年の東京は過去最大数の20日と、このまえニュースで聞いていたのですが!なんと「1994年以前は猛暑日は平均2日以下だった」と書いてある。皆さんのそして私の感覚はもちろんその通りで、しかも特に今年の夏は異様に暑い。グラフもすぐ出てきます。気象庁のHPにも「大都市における猛暑日日数の長期変化傾向」を見るとすぐにわかります。特に2017年頃以降かな、ときどき猛暑日が少ない夏があるから平均をぐっと押し下げているけど、3日以下、5~10、10以上、という分布%で現すと、たぶん10以上が支配的で、さらに言うと今年はすさまじいものです。

 自宅のあるマンションが建ったのが1989年で、その頃、たぶんこの海沿いの町では夏の昼間はずっと海風が通っていて、外が30℃、家の中は27℃というのが、エアコンを付けなくても過ごせていた理由だったんだろうな。そこからこの湘南地方でも4℃くらい上がってしまった。