3年前の9月に

 9月になりました。今日は金曜日で仕事もある日で写真を撮る余裕もなかった。そこで過去の9月上旬に撮った写真を、またHDDの中へと写真を探す旅に出ました。2020年9月5日はミラーレスカメラにマウントアダプターを介して1950年代のスクリューマウントのレンズを付けてスナップしていた。だけどそのカメラとレンズの具体的機種名まではもう覚えていないです。写真の最周辺がほんのりとピンク色になっているのは、レンズから結像面へ向かう光線の角度が、フイルム時代には問題なかったものがCMOSには急峻すぎるために発生しているものですね。この3年前の9月は恵比寿から中目黒、中目黒から祐天寺、そこから電車に乗って横浜SOGOに寄っている。写真を撮った順番に見て行くと、なにかヒントが見つかってその日のことを微かに思い出すことができた。途中で祐天寺で行き当たったおしゃれなパン屋件カフェで休んだときに、もう汗びしょびしょだったことを覚えているから、上記のようにずいぶん歩いているが、暑い日だった。(いま過去の東京の気温で調べたら、この日の最高気温は34度だった)

 写真は中目黒で開店準備中の店だろうか、ショウウインドウに置かれた近未来的なマネキン人形を撮ってあったものだが、ガラスに映っているのが向かいの店や車や通行人ではなくて、工事現場のマネキン同様に横線を中心とした金属の壁でして、こんな写真を撮ったことはなにも憶えていなくて、まるで今日初めて見た写真のような感じなのだが、その金属壁とマネキンがうまく呼応している感じがして選んだのだけれど、では撮ったその日にはこんな写真を気にも留めていなかったと思われる。というのも、このブログのこの2020年9月5日の記事を見たらほかの写真が選ばれていたし、その選んで載せた写真を見ながら、この2020年9月5日の夜に私は撮って来た写真を眺めてから、気に入る写真があまりなくてがっかりしていた、その気分の方を妙に覚えている。でもまぁ三年経って、この写真はまぁ悪くないんじゃないかな、と思ったわけなのです。最近このブログには同じようなことを何度も書いているけれど、写真を選ぶ行為は、いろんな条件でとてもばらつきが大きくて、見直したときによって気に入る写真は変化する。またもやそれを実感しました。

 3年前の9月は12日まで進んで急に最高気温が25℃の日になっていて、そこから先、30℃越えは18日の33℃があるもののその一日だけになり、下旬には23-24℃に落ち着く。9月26日は雨の日で最高気温は20℃にも届いていない。この秋は台風でいろいろ被害が出た年だったかもしれないが調べないと・・・覚えていないです。

 今年の9月もこんな感じで徐々に暑さが去って行くのだろうか?