横浜案内

 JR横浜駅から徒歩圏内のベイクォーターにある発着場から、写真の横浜大桟橋の横を通過して、山下公園発着所まで、一か所か二か所の途中の乗降できる場所を経由して走る、15~30分間隔で結ぶ「シーバス」という船が運航している。ここ数年は乗っていないなぁ、この写真はそのシーバスから、10年前に撮ってありました。大桟橋の屋根の上にあたる通称「鯨の背」から海を見ている人が小さく写っています。あそこから広く横浜湾を見渡すと、横浜ベイブリッジのある港湾地区の景色がきれいに見えますね。写真では桟橋に船が停泊していないけれど、この海に突き出た桟橋のどちらかに寄り添ってマンションみたいにでかい客船が来ていることもある。十年くらい前に皆既月食が見られるという日には、この大桟橋までやって来て、雨模様の雲がその一瞬だけ切れて、雲間の青空に金環になった太陽を見ることが出来た。このブログにもその日の記事が残っていると思います、わざわざ探しにはいかないけれどね。

 このままシーバスに乗って、山下公園まで行き、公園内を少し散策してからホテル・ニューグランド、ドラマ「名建築で昼食を」で加藤登紀子田口トモロヲがなにやら話す場面はニュー・グランドでした、そのホテルの横を歩いて横浜中華街まで行く。中華街の店も何十年のうちには概ね建て替えられて新しい建物になり、同時に店名が変わる場合も多いようだ。中華街で何か食べてから、帰りはJRの石川町駅から電車に乗る。石川町駅はJR京浜東北線の駅で、この線路は、次の山手、その次の根岸、さらに磯子と繋がっているけれど、とくに根岸や磯子はコンテナ船へ積み込む荷物を集めて来る貨物列車の駅が併設されている感じなのだろうか、それゆえ、中華街最寄り駅の石川町や関内、次の桜木町ではけっこう頻繁に、京浜東北線の電車が通るあいまに貨物列車も通過していく。だけど桜木町の次の横浜駅では貨物列車は見ないから、どこかで貨物専用線になっているはずだ。もしかすると地下トンネルかな。

 ユーミンの海を見ていた午後に「山手のドルフィン」というレストランが出てきて「ソーダ水の中を貨物船が通る」と歌われている。その貨物船に積む荷物や降ろした荷物を貨物列車が運んでいる。もちろん超大型のコンテナ用トラックだって運んでいる。

 以上、なんとなく今日は横浜案内みたいになってしまいました(笑)