蝉が少なかった、気がする

 先週だったかな、台風がやってきて、上空のいろんな質の空気が複雑に絡まり合ったせいか、雨上がりの順光で見る空ではないところに、虹のカケラ、すなわち長く円弧を描いているわけではないが、空の一部に虹が見えた。同じ日に、またぞろ古い写真を見直してたら、この写真を見付けました。こういうのはどういう原理で現れる虹なのでしょうか?上に書いたようにいろんな質の(湿度分布や温度分布の違う)空気が絡まっているんだろうが・・・

 秋になれば湿度が下がり、気温も猛暑日までは届かなくなり、空が高い。空気が澄んで遠くまでくっきり見えるようになってきて、雲もすごく高い場所にありそうだ。

 でも、なんか夏が終わることにひとつ、あれれ?と感じたことと言えば、蝉が鳴くのを聞かなくなったのがずいぶん早かった気がする。マンションの廊下やベランダで見つける蝉の死骸の数も少なかった。なによりツクツクボウシをほとんど聞かない夏だった。

 ネットで調べると、同じように、蝉が少ない、と感じている人が大勢いらっしゃるようでしたが、皆さんはそんな風には感じなかったでしょうか?この話を人にすると、みな仮説を披露しはじめる。暑くなるのが早かったから前倒し前倒しでさっさと蝉が鳴かなくなっただけで実は鳴きはじめは早かったんだ、とか、あまりに暑くて適応温度を求めて北もしくは標高の高い方へ飛んで行ってしまったんだ、とか。ネット上では、某国人の方が日本に来て蝉を食べている、とかも。

 あまりに暑いから、ウォーキングをずっとしていない。これが本当にあまりに暑いからなのか、それとも、年齢が進んでそういうことをする元気が減ったからなのかはわからないです。