ゴルフはやらない

 1980年代か90年に入ったころか、平塚市の砂浜で撮ったと思われる写真。この写真を撮ったときのことは何も覚えていない、なにしろこの写真のスライドが出てきたときには初めて見た写真という感じがした。空は、こういうのは何色というのでしょうか?日本古来の色の名前で知りたいですね。いい色、暮れるころの色。

 向かって左の人はゴルフクラブを一本持っていて、いままさに球を打った瞬間。写真には向こうの方へ飛んでいく白いゴルフボールがちゃんと写っています。このブログの写真でも見てとれます。

 ゴルフは父が始めたときに、よく自宅の庭で紐が付いたゴルフボールを使って、打つ練習をしていた。たぶん父は40代で、私は小学生の高学年かな、見よう見まねで同じ練習をやったけれど、父はゴルフは相性が悪いと、一回か二回でやめてしまい、釣りと若い頃からやっていた油絵に趣味を絞ったので、わたしの見よう見まねのゴルフの練習もそこで終わりになりました。大人になってもゴルフは結局やらなかった。休日にゴルフをやると休日にカメラを持ってどこかへ行く回数が減るだろうから、それがいやだ、というのが表向きの理由だったけど、とにかくなにか複数の人のなかで自分が初心者の下手くそで複数の人に迷惑をかけたり、自分の順位がビリになるに決まっている、そんなの最初は当たり前なのに、それが嫌でやらなかったのが、本当のところだったのかもしれない。自分の気持ちのことなのによく判らないけど。要するにプライドの高い嫌なやつだったんだろう。仮にいま、ゴルフをやろうよ、と言われても、まったくもってやりたくない。

 だから結局はいまもプライドの高い嫌なやつなんだろう。