眼鏡の新調

  今日は会社帰りに眼鏡屋さんのZoffに寄り、丸っこいレンズ枠形状のセルフレーム(濃い目の茶色)の眼鏡を作ってしまった。「しまった」と書いたのは、眼鏡を買い増すマストの理由がないのですね。ただ、なんとなく数年に一度くらい眼鏡を作ってしまう。

 むかし30年くらいまえに、最初はハートアップ、ついでZoffJINSといった眼鏡屋さんが登場して一気に眼鏡が安価になった、あれは消費者にとっては嬉しい革命で、業界内では大変な環境変化だったんだろう。それまで街中には、眼科に張り付くように個人経営の小さな眼鏡屋さんがあり、眼科で処方された処方箋に基づき、下手すると一個5万円くらいで眼鏡を買っていたから、眼鏡は基本一個しか持っていないものだった。今日作った眼鏡は普段会社でも家でも多用している眼鏡と度は同じ。旧品特価みたいな扱いのうえ、ウェブ登録をして割引になり、フレームにレンズも含んで5000円以下だった。と、いろいろ言い訳を書いてしまったが、要するに眼鏡を「持ちすぎ」なんですね。たぶん生活に支障なく使用可能な、今現在の私の目の近視や乱視の状況に合った眼鏡だけで五個くらいはあるんじゃないかな?そこにまた一つ加えてしまったわけだから、まぁムダと言えばムダです、すいません・・・

 自分の嗜好は丸い眼鏡が好きなんだけど、顔が、まぁ日本人の成人男性として小さいので、好きな丸い眼鏡が自分の顔には似合わないのですね。似合うと思われる横長四角のきりりと真面目そうな眼鏡と、似合わないけど好きな丸い眼鏡(ジョンレノンのような真円ではなく、ウェリントン的な、でも普通によく見るウェリントンは丸が大きすぎて、古い比喩を持ち出すとすれば「あられちゃん」状態になり、これが似合わない)、こういう風にズレが生じているから(似合う眼鏡と好きな眼鏡のあいだのズレ)、いっつも満足していない。それが定期的に、これならいいんじゃないかな・・・・と思い、眼鏡を買いましてしまう理由に生っているに違いない。

 最近の眼鏡は40分くらいで出来てきてしまいました。本屋で読みたい本をなんとなく探していたら、40分経ってしまった。

 

 さて、会社のトップが不祥事を起こしました。それも数十年に及ぶかもしれない長い期間にわたる事実上の未成年者に対するレイプです。夢を叶えたいという弱みに付け込んで。普通に考えて、発覚したらこの犯人は重罪人(なんで××さんとか××氏とか言うのか・・・ただの犯人××でしょう)だし、知っていたのに告発しなかった会社上層部は引責辞任だし、会社は清算でしょう。社員にスキルがあるのなら、移籍してもその社員はそのスキルをもってちゃんと活躍できるはず。それだけの実力があれば引く手あまたでしょう。だから、なにも恐れることはない、移籍して綺麗になりましょう。社名を変えようが、そういう黒い歴史のある会社が残ること自体、気持ち悪くてしょうがない。公共放送も現在契約中の社員さんはそのまんま使うとか、結局、まだまだ内輪なんですね。ま、いろいろ異論はあるでしょう。あくまで私はこう感じるということで、これが正解とも言わないし、他の主張があることもぜんぶ認めますし、それらに反論はしないです。でも自分の利益や既得権益や視聴率や、あるいは推しへの愛の維持、を守ることを大前提にしていませんか?被害者のことをもっと考えなければ、被害者がどうすれば納得するか、それを目標に置くべきじゃないのかな。