並走する国鉄カラー

 先日のホームライナーの写真に続き、鉄道写真(笑)それも下手くそな(笑)(笑)

 先日、がん検診を受けるために都内の某病院へ行きました(会社の補助付きで検診が受けられる医療機関のひとつを都内から選択)。胃カメラ検査と内臓CT。そのために朝の電車に乗り、ぜいたくにグリーン車を使ったのですが、途中藤沢駅付近で停車のために減速しいく湘南新宿ラインの私が乗っている電車を、EF65型電気機関車がけん引するコンテナ貨物がゆっくりと抜いて行きました。最近は金太郎とか桃太郎と言う名前の機関車がJR貨物の主力なので、この国鉄時代の塗装色のEF65を見ることもめっきり減りました。鉄っちゃんではない私でも減って行く国鉄時代の機関車たちを見ると撮りたくなる。でも抜かれたときには不意だったから撮れなかった。こちらの電車の方が駅と駅のあいだで出しているピークのスピードは速いのでまた追い付きそうになるのですが、追い付くまえに減速モードになってしまう。あと50mで機関車に並ぶ・・・と思った戸塚駅手前でも、減速して追い付けない。そして新川崎駅を少し過ぎたところで、もう隣の線路ではなかったけれど、やっと追い付きました。唯一撮れたのがこの写真。もうちょっと正面顔が写るのが鉄っちゃん的鉄則なんだろうけれど、このあとは手前に止まっている機関車があったりなんだりでうまく撮れる瞬間がないまま、今度はこちらの電車が前に出てしまいました。

 子供のころ、住んでいた神奈川県平塚市平塚駅には小さな操車場もあって、貨物列車の編成を作っていました。平塚駅は、急行をけん引していたEF58が通過し、長大な貨物はEH10やEF60がけん引し、操車場にはデッキのあるEF15やディーゼル機関車のDD13が走り回り、もうブルトレをけん引するEF65や66も走り始め駅を通り過ぎて行ったかもしれない。いちど小学生のとき(11歳くらい)に上野駅まで友だちと写真を撮りに行きましたが、そのときに撮った写真には下手くそな正面顔だけの写真だけどEF57も写されていましたね。その頃はSLブームだからデッキのある古い電気機関車が好きだった人もいたかもしれないけれど(そういえば国府津の駅には御殿場線用だったのかなED何とか番の機関車も見かけました)どちらかと言うと、電化されることと、ディーゼル機関車は、SLを駆逐においやる「敵」という感じだったな(小学生的には)。だけどいまこうして書くと、ずいぶんたくさんの種類の電気機関車を見ることが出来たものです。

 もしかすると、あと数年以内に、この国鉄カラーの電気機関車は見ることが出来なくなるのかもしれませんね。まぁ、なんでも、もうじき見られなくなるからと、急に被写体にするというこの行為も、ダサいと言えばダサいわけだけれど。