とりとめもない

 子供の頃、というのは小学校の低学年の頃だったのかな、冬なのに妙に暖かく風のある日・・・今考えるとそれは春一番の日かもしれない・・・そういう日には、いつもと違って友だちとは遊びたくなくて、一人でとくにこれをやると決めないまま、ただ屋外にいたかった、そんなことを覚えています。だからなのか、そういう個性なのか、いまも一人の時間も好きだし、一人旅もするし、私ではない誰かにそういう気持ちが起きているのなら、好きにするのがいいよ、と思っている。行くと言っていた飲み会に行くのが急に面倒になり、なんやかや理由を捻りだしては欠席してしまい、家で本を読んだりする。 

 月の満ち欠けが早い感じの今日この頃。上のエピソードよりもう少し年を経て、中学の頃には、以前にもこのブログに書いた気もする、しかも何回も、月がいっつもこっちに同じ面しか向けていないのは裏面でなにかが行われているからに違いないと思い始めて、そうしたら自分の気持ちに収拾がつかないくらいの恐怖が数日続いた。裏面で準備されていることが行動に移ると、この地球の人類が滅ぼされるんじゃないか、と思ったのだ。

 春野菜の天ぷらってこの季節になるととっても食べたくなる。菜の花、ふきのとう、たらのめ・・・そういうのの天ぷら。そして、必ずしもというかいつもそれがなかなか叶わない。てんや頼み(笑)

 そうやって春に向かって季節が進みます。いつのまにか気に入っている若いバンドLaura day romanceのウィノナライダーと言う曲の歌詞が気になっているのも今日この頃のこと。

 写真の一番左のビルは60年代に建てられたビルですが、そんなことは帰宅してから調べるわけで、歩いているときは、おっ!かっこいいな、たぶん60年代のビルだな、と思ったりする。でも、ではなにを基準に自分がそう判断しているのか、そのアルゴリズムが自分でもよくわからない。

 以上、とりとめもない今日この頃のことです。