
朝5:56、会社に向かって自家用車を運転している最中、赤信号で停められたときにふと空を見ると、明けの三日月がくっきりと浮かんでいました。コンパクトデジカメカメラのズームレンズの焦点距離を一番望遠側にして、もっと大きく撮った写真もありましたが、これくらい引いた写真のほうがいいなと思い、これを選びました。
昼休み、会社の電子レンジのある片隅の場所で、セブンイレブンで買ったという天津丼を温めている方がいました。
このブログに何回か書いたと思う、私が大学生のときには名古屋市に下宿していて、近くの坂をいちど登り、また降りていった先にあるスーパーの並び、片側二車線の大通に面した大衆中華の店で、よく晩飯を食べていました。ここで一番よく食べたのが天津丼でした。ときに焼き餃子も付けたな。多い時には週に三回くらいは通っていたんじゃないだろうか。それなのに店の名前は憶えていません。このブログで検索すると、むかし書いた文章ではそのときにはまだ覚えていた店名が書かれているかもしれませんが。カウンター席でひとり注文した料理が出てくるのを待っているときに、ちょうど見上げるのに良い高さに置かれたブラウン管テレビに映るプロ野球中継を観たり、ビッグコミックオリジナルなどに載っていた松本零士の漫画を読んだものでした。漫画は今も昔もほとんど読まないのですが、あの中華屋では料理が出来上がるまでの時間によく週刊の漫画誌を捲ったものです。ほかに、上村一夫の関東平野、ジョージ秋山の浮浪雲。
ある日、プロ野球中継のイニング交代時に見上げたテレビに映画「ボーイズ・ボーイズ」のCMが流れました。晴れて乾いた米国西海岸の坂道でスケボに乗った少年が遊んでいる場面だったでしょうか?1970年代、スケボとかサーフィンなどなど、さらに範囲を拡大すればバーボンウィスキーやらデッキシューズという単語も新たに入ってきて、それはぜんぶ、やるやらない、着る着ない、履く履かない、はともかく、なんだかみんな憧れだったわけです。
ボーイズ・ボーイズという映画はその後映画館まで観に行きました。あまり覚えていないけれど、悪くはなかったですね、たしか。
先日、高校時代の同級生と会ったときに、大学時代に観た映画の記憶として、なぜかそこにいた三人だけではありますが「タクシー・ドライバー」のタイトルが挙がりました。高校の仲間と飲んだときより、少し前にもタクシー・ドライバーの話が出た気がするな。あの頃は二本立て三本立ての名画座によく行ったものですが、するとその二本のうちの一本が、あるいは三本のうちの一本が「タクシー・ドライバー」ということがしょっちゅうありました。だから結果として10回くらいは観たんじゃないか?
高校の仲間から出てきたよく覚えている映画は、ほかに「冒険者たち」でした。これも前に書いた気がする、あの頃の「イージー・ライダー」にしても「明日に向かって撃て」にしても、あるいは「冒険者たち」も、みなそれまでの常識に反抗して、自由を求めて、あるいは一攫千金を求めて行った若い主人公たちは、最後は悲劇で終わるんですよ。たいてい殺されてしまう、既存勢力に。にもかかわらず、その悲劇よりも、その悲劇で終わるラスト場面よりも、冒頭から中盤までの自由で闊達で颯爽で夢を見ている楽観の日々への憧れとかカッコいいなあ、ああいう風に生きたいなあ、そういう思いのほうがずーっと強かったし、それがその映画を好きになった理由でした。
目指す姿や憧れが単純で明確だった頃は、もしかすると馬鹿だったけど、わかりやすくて良かった・・・という考え方もある、かな??
映画「冒険者たち」のジョアンナ・シムカス演じたレティシアのテーマ曲はいまでもそのメロディが浮かびます。
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