2019-01-01から1年間の記事一覧

沖の白波

飛行機から海を見下ろしている。四国と九州のあいだの豊後水道の海。飛行機がどれくらい上空を飛んでいるのか、たぶん着陸態勢に入っているので、もうだいぶ低空なのだろうが。海面に白く波が見える。白波と言う言葉で合っているのかな。飛行機から白い「点…

秋の最初の頃

自家用車を購入したときに半年に一度の点検やオイル交換を何年分か(たぶん次の車検まで)いっぺんにいくらかでまとめて払っておいて、割安に点検をしてもらえるパックを購入し、今年の春の車検のときにも延長した。こういうのって車に詳しい人は「無駄」「…

台風接近

本日9月8日の深夜22時頃から夜を越えて明日の朝の6時ころまで暴風雨の予報が出ている。14時頃に平塚市と大磯町のあいだにある丘陵地帯にあり、展望施設のある公園まで自家用車で登れる湘南平に行き、相模湾を見渡してきた。雲の動きは早い。ものすごく蒸し暑…

蛸も溶けそうな暑さ

東京都写真美術館でTOPコレクションイメージを読む「写真の時間」を見る。『写真と時間、そしてそこに横たわる物語との関係性を、「制作の時間」「イメージの時間」「鑑賞の時間」という3つのキーワードによって探ります』という解説だが、それはさておき(…

ジョージの光線

湖畔にある北原照久ミュージアムに行ってみる。ビートルズのコーナーに飾ってあるポスターかな?アルバムジャケット?に手前のガラスに映った蛍光灯の光が重なっているので、ジョージ・ハリスンがゴジラのように歌いながら光線を吐いているように位置を変え…

渦を巻く雲

これは傘雲なんですかね。河口湖の大池公園から。手前左の傘雲は、終日この場所に、姿を崩したかと思うとまたぐるぐると輪を描いて、居座っている感じだった。富士山の頂上にも傘雲があった。するとそれぞれの傘雲に戦う意思があって、立ち合いを待って睨み…

皆が立ち止まってスマホで

神奈川県立近代美術館葉山に柚木沙弥郎の「鳥獣戯画」と「みえるもののむこう」の同時開催の二つの展示を観に行く。後者は五人の作家によるグループ展。今日のブログのタイトルは、五人の作家のうち写真家の一之瀬ちひろが展示内容に関して記載した文章に書い…

踊る二人の絵画

平塚市美術館で「安野光雅 絵本とデザインの仕事」と「鳥海青児とその時代」の二つの展示を観る。夏休み後半、子供連れでにぎわっているのは安野光雅展。鳥海青児の遺作となっていた踊る二人の絵画に見入る。最後の絵画が抱き合って踊る男と女の絵だったとい…

石庭を巡った日

今日の夕方の新幹線で帰るという旅行の最終日は石庭巡りに徹する。一昨日には台風で閉門していた東福寺光明院から。昼は一条寺の蕎麦鶴で鱧の天ぷらのざるそばを食べた。久しぶりに啓文社一乗寺店をのぞいてから、詩仙堂。大量の汗が噴き出てきた。百万遍に…

堂島リバービエンナーレ2019と京都

朝、ホテルを出ると、ちょうど雨上がりの(道はまだまだ濡れて水たまりも出来ている)澄んだ空気の街に強烈な日がさしていた。 四条から阪急で梅田へ。JR大阪駅から新福島駅。暑い。そこから徒歩で10分くらい、ビエンナーレの会場に到着した。トーマス・ルフ…

台風通過

超大型の台風が豊後水道から山口県の方に上がってくる予報。昨日(14日)のうちから、山陽新幹線は15日は全面運休、東海道新幹線はおよそ30パーセントが運休し、運行区間も東京と新大阪のあいだの往復運転と決まった。大阪の堂島アートビエンナーレに行って…

台風接近

15日、明日の終戦記念日に、西日本を大きな台風が直撃する予報。相模湾にも大きな波が入っているのだろうか?ふと思い立ち、午後4時半頃に湘南平に上がってみる。ここから見ると、この写真に写った波がとても大きな波なのかどうかはわからない。むかし、四十…

夏の庭

蝉が鳴いている。額や胸や背中や顔に汗が流れる。こういう日本の蒸し暑い夏を六十回以上経験してきた。それなのに、毎年、蒸し暑さにびっくりしてきた。びっくりすることも含めて、日本の夏なんだろう。その場では暑くて嫌だけれど、それでも夏は好き。

夏の夕暮れ

炎天下の中を歩む

夏の旅

1980年代前半によく聞いていた松岡直也。会社の寮で夜にくつろぎながらレコードで、誰かの自家用車でカセットテープに録音したものを、あるいはいちどだけ六本木のピットインでライブを。少し前に、同年代の会社の某さんと、あのフュージョン全盛期の頃には…

上野

不忍の池で蓮の花が咲いていると聞き行ってみる。花はちょっとしか咲いていなかった。たぶんもう満開の時期を過ぎたのではないだろうか。こんな風に、不忍池の向こう側に高層マンションがたくさん建っていただろうか?例えば十年前に。 十年位前にここで撮っ…

廃園のような

今日も最高気温が30℃を優に超える猛暑。その猛暑の真っただ中、13時頃から自家用車を運転して、平塚市にある花菜ガーデンまで行ってみる。調べると、百日紅の木がたくさんあるとわかる。それで、出掛けてみた。薔薇のシーズン、春と秋には駐車場に長蛇の列が…

まだなまえがないもの

品川のキヤノンギャラリーSに「川島小鳥 写真展 詩 谷川俊太郎・まだなまえがないものがすき」を観に行く。谷川俊太郎の詩を壁にランダムに飾られた大小の写真プリントのなかに、写真プリントと同じようなサイズの白い用紙(もしかして質感の差が出ないよう…

霧雨

都内を歩いている。ビルの入り口の鉢植えがきれいだなぁと思う。長雨はまだ続く。ブラッドベリの中編にどこかの星に行った探検隊?がずっと雨に降られ続けているなかでだんだん隊員の気持ちが圧迫されていくような話がありましたかね?あるいは椎名誠のSFに…

贅沢な読書

ふと思い立ち、読みかけの本を三冊、バッグに入れて、都内某所のビジネスホテルに一泊二日で「篭って」みる。長雨続く。外線は0発信、最後に使ったのはいつだったのだろうか。

TOKYO ART BOOK FAIR 2019

今年は私が同人で参加しているニセアカシア発行所がエントリーしたものの審査に落ちたためにTOKYO ARTBOOK FAIR 2019@現代美術館に出店者としては参加できなかった。第二回からずっと参加してきたので、ちょっと悔しいですね。リニューアルされた現代美術館…

もう一度、写真の話をしないか

自家用車を運転して清里にある清里フォトアートミュージアムに行ってきた。8時前に出発してほとんど渋滞もなく、途中SAで一か所休憩しつつ、10時20分頃に到着。昼前に見終わり、グーグルマップで現在地から「近くの蕎麦屋」と入れて出てきた、直線距離2.5k…

長い時間

国立新美術館にボルタンスキー展を観に行く。長い時間が流れるということは、個の人間に数十年という寿命がある以上、それを延べて見渡そうとすると、死の(生の)連鎖が時間の流れとも言える。といったことを考えてしまうのだった。ボルタンスキーご本人の…

横須賀美術館

横須賀美術館で開催していたセンス・オブ・スケール展が最終日。自家用車を運転して開館前の9:45くらいに到着する。列の10番目くらいには並んでいたのですぐに入場できたが、ずいぶん長い列になっていた。ほぼ子供連れのご家族。最初の部屋に入ると、中谷宇…

大雨

午前10時頃、やたらと眠くなり、居間のソファーに寝転がる。一応、読みかけの文庫本を手にしたが、すぐに目を閉じて、浅い眠りに落ちてしまう。南の窓がすぐ近くにあって、風を通すために少しだけ開けてある。雨が強くなり、弱くなり、また強くなる、その音…

さまよう視線

花の頃には大勢の見物客が木々のあいだをそぞろ歩く藤の林。誰もいない。 ありふれた日、例えば、会社の休み時間の食堂で、仕事仲間数人とあれこれどうでもいいことをしゃべっているその会話をそのまま文章に書き起こして、これが日常です、と提示しても、一…

踏切風景

雨。東海道線の、雨粒が付いたり、流れた雨の筋が残っている、濡れた窓から、写真を撮った。ぼんやりとした風景。 相変わらず買ってしまう本の冊数が、読み終える本の冊数を上回っているので在庫が溜まってしまう。 「われわれは組み写真のノウハウとして言…

菖蒲

神奈川県中郡二宮町のせせらぎ公園にしょうぶを観に行ってきた。雨。ほとんど誰もいないなか傘をさしたまま写真を撮りました。

STRANGER

東京都写真美術館で宮本隆司展と、ユージン・スミスと奈良原さんと内藤さんと山崎さんのよく知られた作品を組み合わせた展示を鑑賞。後者は一つ一つのシリーズ、例えばスミスは田舎医者だったし、奈良原さんは軍艦島だった、そのシリーズがよく知られた強い…