2021-01-01から1年間の記事一覧

朝焼け

朝、6:30。通勤のために東に向かって車で走っていると、上空には暗く雲があるのに東の地平線あたりだけが雲が切れて真っ赤に燃えていた。在宅勤務と自家用車出勤を組み合わせて業務をしていて、3:2くらいで在宅の方が多い感じだから、95日くらいが一年の間…

リハビリのような鎌倉散歩

鎌倉。コロナが猛威を振るっていたときも鎌倉へまったく行かなかったわけではないけれど、それでも、コロナ前のようなコースで歩くことはたぶんなかったから、今日は久々にコロナ前な感じで歩いてみた。そんなのはほんの二年前までは普通のことだったのに、…

赤い車

渋滞でまったく動かなくなった車の窓から、防音壁とその向こうに見えている住宅の屋根の形をなんとなく撮っていたら、手前を横切った赤い自動車が流れて写った。こんなのは撮ろうと思って撮った写真ではなくて、そういう風に写ってしまったという写真であっ…

遠くの微かな星雲のような

今月あたりからぼちぼち国内出張に行くようになった。東北新幹線に乗って北関東へ。北赤羽の車窓風景。この先、荒川?を渡って、ちょっと遠くに戸田漕艇場が見える。大型の、ハワイにあるような望遠鏡でやっと観測できるような遠くにかろうじて見える星雲・…

曲を覚えたきっかけ

雑誌ブルータスの前号が「特集/村上春樹(上)」今号が「特集/村上春樹(下)」。住んでいるマンションのすぐ隣のコンビニにいつもは置いてないブルータスが置いてあったので上記の今号を、牛丼とツナサラダとLG21ヨーグルトと一緒に買う。冒頭のインタビュ…

長袖へ

写真は一週間前の横浜野毛あたり。ビルの隙間を抜けてきた西日が作った陽だまりを水色の半そでTシャツを着た男性が歩いている。一週間前は10月10日で、朝のラジオの天気ニュースでは、どこそこで夏日を観測したのはいままででいちばん遅い記録だなんてニュー…

谷口ジロー展

世田谷文学館(最寄り駅は京王線の芦花公園駅)で今日から谷口ジロー展が始まった。私は漫画をほとんど読まないので、漫画家の仕事のことは何も知らないけれど、ひとつの作品(例えば週刊とか月刊の漫画誌での連載の一回分の作品)を作る場合、その絵を描く…

生姜焼き定食

最近、大田区の蒲田駅近くにある昔からある洋食屋さんグリルスズコウで食べた生姜焼き定食。 今村夏子の「父と私の桜尾通り商店街」という短編集を読んでいます。すごく面白い。生きていくのはああみっともないさ、と吉田拓郎が「おきざりにした悲しみ」で歌…

美しい街

これは10月10日に横浜の関内駅近く、伊勢佐木町の一つ裏側の道で撮った写真です。ありきたりの街角で人もいない。鳥はいるけど。最初この影になっている鳥はカラスだと思ったけれど、よく見ると鳩かもしれない。椋鳥かもしれない。西日がさしています。撮る…

気配が怖いこと

最近は、夜に原因のわからない物音が聞こえて家に何かが迫っていると思ったり、暗い道を歩いていて後ろに人がいるような感じになったり、そういう気配におびえるようなことが全然なくなってしまったけれど、というかもう二十年も三十年もそんなことはなくな…

西の空

会社帰り、赤信号で長い渋滞。空が高いって感じは、空気が澄んでいて遠くまで見通せることと、雲の位置が高い、というふたつの感じから来るのだろうか。たしかにいまの季節の夕方になると空が高くてもう夏なんかはるか後ろに過ぎて行ってしまった感じがする…

横浜

横浜のみなとみらいにある靴屋さんに行き、冬用の、内側に起毛してある黒いスニーカーを買う。外に出るとさっきまでの強い通り雨があがり、陽射しは強く、街は10月なのにまるで蒸されているようだ。重要文化財として保存されている帆船日本丸の横を買った靴…

社会復帰

新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴う緊急事態宣言中、ほとんど写真展に行けなかったので(あるいは行ったとしてもなんとなく緊張してささっと感が否めない感じだったので)先週のKYOTOGRAPHIEは久しぶりに自由に写真展を歩き回れた解放感を味わえた。今日…

KYOTOGRAPHIE day3

京都疎水記念館屋外でロンロン&インリの即非京都は京都市動物園の疎水に面した休憩コーナーの下に当たる位置にある中に古そうな大きな水車のあるいまはたぶん使われていない「水車室」(なんて呼び名があるかもしれませんね・・・)も展示スペースにしてい…

KYOTOGRAPHIE day2

快晴。暑い。歩き回って20000歩を越える。夕方いったんホテルに戻ってシャワーを浴びたときに脱いだ黒いTシャツの背中には汗をかいて乾いたあとが波打ち際に残った波の切っ先の模様のようだった。午前キョートグラフィー連動企画のKGプラスのセレクト八作品…

KYOTOGRAPHIE day1

9月の中頃から京都国際写真祭/キョートグラフィーが始まっている。土日に休暇をくっつけて今年も写真展巡りのために京都にやって来た。建仁寺両足院はここのところ毎年、キョートグラフィーの会場になっている。美しい庭のある建仁寺の塔頭寺院。ここで展示…

十日ほど前

ほんの十日ほど前に二宮の街を散歩したときに撮った写真です。空地に置いてあった黒いカバーが被った単車です。でもちょっと向こうの家の白い壁をバックにしてなんだか分からないふたつのトンガリを持った物体が奇妙に見える・・・かもしれない。この写真を…

横断歩道を渡る人

下北沢に住む家族を描いた畑野智美著「家と庭」という小説を読みました。面白かったです。今年になってたぶん40冊くらい(しか?)本を読みました。ほとんどが小説で。最近は読み終わったときに「読んで良かったぁ~」と思う本にあまり当たらない、というか…

メカスの映画

上野の東京都美術館ではゴッホ展をやっているけれど、今日はWalls&Bridges~壁は橋になる~展でジョナス・メカスや増山たづ子の展示を観てきた。メカスのコーナーでは展示作品と同時に延々とホームムービーで撮った極パーソナルな映像をつないだ映画を流し…

近くにいても、知らないこと

2005年前後にミノルタオートコードやニューマミヤ6にネガカラーフイルムを入れて撮っていた写真を見なおして、ネットで一冊(ページ数にもよるけど)数千円で注文する写真集をレイアウトしてみた。その前に湘南で撮ったスナップで同じことをやってそれにWhat…

蒸し暑さぶり返す

LPレコードのジャケットが飾ってあるような店が今もときどきあるけれど、30センチ角のLPレコードケースは音楽とは別にジャケットとして絵画作品のように楽しめた。でもでは中身を切り離してどのLPのジャケットが好きか挙げよ、と問われても、なかなか思い浮…

金次郎

9月20日に30℃を越えて陽射しが強い月曜日(敬老の日)になり、残暑と言っていいのかわからないけど(残暑の定義を知らない)とにかく暑かった。いま調べてみたら残暑は8/7から9/8(白露)前後までの暑い日をそう呼ぶそうなので、今日はもう残暑ではないので…

月がついてくる

東海道線の下り電車のグリーン車二階、進行方向に向かって左側の窓側席に座って車窓から写真を撮ること。グリーン代金、休日だと距離によって800円か580円だか560円だか、撮影場所代と思えばよい、というか納得できるというのか腑に落ちる・・・ちょっと違う…

15年くらいまえによく撮っていた6×6

2005年前後に生家のあった辺りをアルバムに貼られていた写真をたよりに行ってみたという話は数回前のブログに書いた通りで、生家かもしれない家も見つけたけれど、そこで過ごした記憶がひとつもないので(1歳までしか住んでいなかったはず)懐かしさのような…

What's New?

三回くらい前のブログに少し書いたようにここ五年か十年くらい前まで私が住んでいる茅ケ崎市もある相模湾に面した葉山町から大磯町のあいだにある市や町で撮った写真から百数十枚を選んでネット写真集を一冊作っておこうと思って作業をここ数日進めてきて、…

銭湯

写真は昨日のウォーキングで久々に行ってみた(なかには入らないけれど)辻堂にある銭湯です。 もう二十~二十五年前、すでに世の中には銭湯が少なくなっていて、それでも神奈川県茅ケ崎市の自宅からだと、気が付いてかつ入湯しに行ってみた銭湯が、茅ケ崎に…

緑の蜜柑

土曜日、たくさん歩きました。藤沢駅から辻堂駅まで歩く途中に道に面した一般住宅の玄関先にこの緑の実がだいぶ大きくなった蜜柑の木を見つけた。このとき気温は久しぶりの日差しもあったからか体感的には30℃を優に超えて、汗がだらだら流れていた。そういう…

どこの駅だろう

東海道線の進行方向に向かって左側の窓から後ろに飛び去って行く風景を、一応なにか気になる被写体を一瞬で見極めてはシャッターを押して、でもその場でその写りがどうだったかなんていちいち拘泥している時間はないから、すぐにまた次のシャッターに備えて…

あの頃の一日

夕方、自転車で海まで行ってみる。ゆっくりと漕いで行ってみる。昨晩は雨が降っていた。9月に入ったばかりなのにもうすっかり涼しくなっている。暑さはぶり返さないのだろうか。例えば2010年の9月は秋分の日までずっと真夏のような暑さだった。 2010年の秋分…

とうめいにんげん

写真はどこかの工事現場の工事中にだけ立てられる壁というか仕切りに貼られていたその工事の完成予想図。なぜか透けていました。雨風でインクが落ちてそうなったのかな?写真は斜めから深度を浅くして撮ってます。なんだかなぁ、なんでそんなことするのか自…