2013-01-01から1年間の記事一覧

快晴の阿蘇

快晴の草千里。 2010年に阿蘇に来たときは霧と雨の日だった。中岳頂上までロープウェイで上がったが、火口はなにも見えなかった。白い霧の中に点在する派手な服を着た、海外からの旅行客団体の作る景色は面白かったけれど。今日は快晴。今度はちゃんと中岳の…

阿蘇 黒川温泉

10/11金曜に休暇を取り、13日までの旅程で熊本と大分へ旅行。同行Mの二人旅。阿蘇熊本空港に到着した13時過ぎは小雨で雨雲が空を覆っている。空港内のレストランで昼食を取ってから、レンタカーで出発する。車種はインサイト。癖のある車で慣れるまで(いや…

チャスラフスカ

先日、2020年のオリンピック開催地が東京に決まったころに、友人のブログで紹介されていた後藤正治著「ベラ・チャスラフスカ/最も美しく」をアマゾンの古本で購入して読了した。届いた本には赤と青の色鉛筆でところどころ書き込みがしてあった。誰かの名前と…

きっかけ

朝8時半、カメラを持って近所の散歩に出る。T中学校の裏からK川を渡り、川沿いに広がっている畑地の中を抜けて歩く。もうすぐ黄色い花を盛んに咲かせるであろうセイタカアワダチソウが一面に生えているのは休耕の畑なのか。このあたりは、以前はよく歩いて…

このごろのこと

片岡義男著「音楽を聴く」、鶴見俊輔「旅と移動」、読了。 > TOKYO ART BOOK FAIR2013で購入した和田亜矢子著「ホシノの星」「ぽるとぽこ」。短い小説のzine。面白かった。ぽるとぽこは沢蟹とザリガニが出てくる川の中を舞台とした話で、こう書くと、童話か…

須田一政写真展「凪の片」

9月30日月曜日夜、招待状をいただいた須田一政写真展「凪の片」のレセプションに行ってくる。場所は東京都写真美術館。フェロが掛かった光沢滑面と漆黒に見える中に残る美しいグラデーションのビンテージプリントによる「物草拾遺」シリーズほかが美しい。「…

みたいな

朝起きたら、身体が重くてサイテーなのだが、それでも昨日中華街で買ってきた翠光園の肉まんを食べ、風邪薬を飲み、ベッドの上に起き上がってeテレの日曜美術館で石田徹也の特集を見ているうちに元気になってきたから、そういえば自転車の後輪がパンクしてい…

横浜観光

喉が痛いけれど、市販の風邪薬を飲むと、たしかに症状が軽減する。それをいいことに、家族のMと二人で出かける。ちょっとした用事が横浜駅近辺であって、それが終わってから、十数年振りだと思うが、シーバスに乗って、横浜駅東口から山下公園まで行ってみ…

急に冷えた夜

北関東U市、急に冷える。風邪をひく。 風邪症候群を引き起こすのは細菌ではなくウイルスだそうだから、抗生物質は効かないわけだが、なぜか医院に行くと処方されることが多い。これは、風邪を起点として細菌によるなにかの病気が発症することを危惧したうえ…

夢の話

22日にTOKYO ART BOOK FAIR 2013会場でクサナギシンペイ氏自身から、本フェアのために制作されたzineを買ったこともあって、未読本タワーから、この春に七割程度読み進んだまま読み終えずに埋もれていた画文集「清澄界隈」を引っ張り出し、あらためて最初か…

本日最終日19時まで開催 THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013

ニセアカシア発行所ブースは二階のi02です。 > 同じiの部屋には我々のような写真集で出してきているブースは少なく、それぞれに思考や嗜好や指向や試行の結果のいろいろなものが並べられている。ブースに寄ったら、出展作家に話を聞くと、いろいろなことが…

本日開催中 THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013

写真同人ニセアカシアは開催中の本フェアにニセアカシア発行所として参加しています。 本日22日も開催中です。開催時間12-20時。 会場:京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス 東京都港区北青山1-7-15 (信濃町駅より徒歩5分) > 上の写真は昨…

〜23 THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013

岬たくも参加している写真同人ニセアカシア(林誠治、松本孝一、伊藤龍郎、岬たく)では、ニセアカシア発行所として、本日より23日まで開催される THE TOKYO ART BOOK FAIR 2013 に参加しています。ブースは2階のi02です。是非お越しください。 > 上の写真…

台風通過

15日は朝8:30京都発のひかり号で小田原経由で帰宅した。途中、小田原付近の大雨のため、という理由で岐阜羽島駅でしばらく停車した。30分くらいしたら動き出して、あとは順調に帰宅できた。当初の予定では夜の8時49分京都発のひかり号で帰ってくる予定でい…

映画をめぐる美術 展

京都府近代美術館で開催中の「映画をめぐる美術展」。いま、作品リストを見直すと、アンリ・サラによる「インテルヴィスタ」26分、アナ・トーフによる「偽った嘘について」20分、エリック・ボードレールによる「重信房子、メイ、足立正生のアナバシス、そし…

京都

13日金曜日の夜に京都へ。京都駅から206番のバスに乗り高野へ。途中、恵文社一乗寺店を覗いてから、Tの部屋へ10時過ぎに着く。暑い日がぶり返している。気象庁によると今年の夏の平均気温が『夏平均気温:西日本 +1.2℃(統計開始以降第1位)、東日本 +1.1℃…

マンハッタンの太陽 その他

栃木県立美術館で「マンハッタンの太陽」展。東京に移動し、竹中工務店のギャラリーで「トーベヤンソン夏の家」展、フォトギャラリーインターナショナルで須田一政写真展「テンプテーション2011-2013」、リクシルギャラリーで「中谷宇吉郎・森羅万象帖展」を…

世界はときどき美しい

週の前半は台湾出張。帰国して宇都宮へ。木曜の夜は短い時間だったがものすごい雨が降る。DVDで邦画「世界はときどき美しい」を久々に見ていたのだが、テレビのボリュームをかなり上げても台詞が聞き取れない。一時停止にして窓から雨の降る外を眺める。スロ…

夏の終りの茅ヶ崎海岸

8/31(土)、父の十三回忌法要。おじさんたちと会食。帰宅後、カメラを持って散歩に出る。茅ヶ崎海水浴場は八月最後のウィークエンド。もう5時なので遊んでいる人は少ない。昼間はもっと混んでいたのだろうか。 そのまま海沿いのサイクリング道路を東に歩く…

米田知子展→代々木公園まで

東京都写真美術館へ、米田知子展を見に行く。朝から降ったり止んだり。米田知子の写真は、その撮影地で過去起きた歴史的な出来事が「添付」されている。歴史的ななにかが起きた場所へ、撮影に行くという行為の結果の写真である。壁に掛けられた大型プリント…

大磯夜市

神奈川県中郡大磯町の大磯漁港エリアで毎月第三日曜日に行われる大磯市は、7月〜9月は夜市になる。今日もまた、カメラを持ったおじさん一人がうろうろということになるかと思いきや、大磯在住の義妹夫妻が夜市に行くというので合流。少しは「一般的」な状況…

根岸ベース公開、野毛山動物園夜間公開

新聞の「湘南版」ページを眺めていると、いろんなイベントや行事が「昨日、行われました」という記事が多くあり、見に行きたくてももう終わっている。なんか面白そうなことやってないかな〜、などと考えること自体が軽薄で、海風が始終吹き抜けていく自宅の…

サルスベリ

夜、近くの蕎麦屋から出前を取る。母は「鍋焼きうどん」、私は「日本五目うどん」。日本が何を意味するのか判らないが、うどんの上に載っていたのは、卵焼き、かまぼこ、しいたけ、ほうれんそう・・・にんじんもあったかな。ありふれていた。濃い汁が美味し…

レタスとリンゴ

8/14-16実家へ行く。猛暑のため外出を自重している母は、忘れないためにホワイトボードに書いておいたメモを確認してから「レタスとリンゴ」買ってきて欲しいと言った。午後3時過ぎに、実家から歩いて、1Kmはないけれど500m以上は離れているセブンイレブン…

吾妻小富士

8/12から一泊二日で磐梯あたりに旅行に行く。レイクラインとかスカイラインとか、もうひとつ、なんとかラインという、いまは無料化された山の中のくねくねした道路が猪苗代湖から磐梯山の間を抜けて上がり、湖に沿って東へ、浄土平を越えて福島に降りるよう…

サウダージって? または、小さい家の魅力とは

もっと会場の近くにいれば花火大会の終了を知ることが、たとえば案内放送があるなどして、できるのかもしれないが、私が花火を見ている場所からは花火大会の「おわり」がすぐには判らない。終わったことは、最後に花火が上がってからもうずっと上がらなくな…

恒例の花火

今年も、茅ヶ崎花火大会に行きました。例年通り、花火ではなく、花火を見上げる人たちを写真に撮ってきました。夏の夜の浜辺は夜風が気持ちよく、打ち上げ場所からの間近ではなく数百メートル離れた広い砂浜に行き、適度な、すなわちストレスを感じなくてす…

ヤンキースのサヨナラ勝ちを見た

28日日曜日の昼に成田を発ち、31日の夕方に成田に戻ってくる短日程でニューヨークに出張。月曜の会議が目的だが、到着したのが現地時間の日曜の昼だったのでヤンキース対レイズの試合に連れて行ってもらう。この試合は松井の引退セレモニー、ジータの復帰試…

浮雲

会社帰りに横浜石川町、横浜中央病院裏にあるPAST RAYSに須田一政写真展「浮雲」を見に行った。 http://www.pastrays.sakura.ne.jp/pg135.html DMに書かれた須田さんの文章がカッコいいので転載します。 > 松尾芭蕉の「奥の細道」の冒頭部は、若い頃読ん…

サニー

本屋でふと手にしたジャズ批評7月号は「日本映画とジャズ」の特集号で、その中身の多くは安田南と沖山秀子のことに割かれている。私は、学生だった70年代に、片岡義男と安田南のラジオ番組「気まぐれ飛行船」を毎週聞いていたし、サニーや赤とんぼ〜フライミ…