2020-01-01から1年間の記事一覧

オリジナルを知らない

今日も、通勤の車のなかでCDを聴いて行く。先日は持ち込んだが聴くにいたらなかったヴェルベット・アンダーグラウンドのCDを掛けてみる。このCDなんか、買って、iPODに入れて、そのときに二度か三度か聴いて、それっきりだったかもしれない。ではなんで買っ…

ジャコビニ彗星の日のこと

本日の通勤の自家用車で聴いたアルバムは松任谷由実「悲しいほどお天気」とフレディー・ハバード「レッド・クレイ」とローリング・ストーンズ「レット・イット・ブリード」で、持ち込んでいたジェリー・マリガン「パシフィック・ジャズ」は聴けなかった。 松…

10月の夕暮れ

最近はときどき朝起きると目が痛くて困る。眼科医の見立てでは黒目の表面がささくれ立っているとのこと。ヒアルロン酸ナトリウム点眼薬をまめにさすことを言われているが、症状が出ないまま三日四日と日が経つと、だんだん点眼の回数が減ってしまう。すると…

ガーデン

スクリューマウントのCANON50mmF1.4をAPS-CサイズセンサーのMLカメラに取り付けて遊んでみる。ソフトな感じ。などと言う「感じ」で表現すると、価値がわかる。これが性能数値的に表現すると、中心解像力もフレアっぽさ(黒のしまり)も、ましてや周辺の解像…

海辺のカラス

カラスの方を見ないで歩いているとカラスは平然とそこにいる。カラスの方に顔を向けるとカラスは一斉に飛び立つ。カラスの方に顔を向けないで、カメラだけを向けると、カラスは半信半疑な感じで、あるものは一応リスクを取って、あるものはここはタカをっく…

中秋の名月

ときどき、このブログに月の写真を載せますが、一応手前にたなびく雲が写っていたり、おぼろ月だったり、細い三日月にはよく見ると陰った部分も見分けられて月の新円がわかったり、写真として「キャッチー」なものを載せている・・・気がする。見返してない…

風が吹き上げてくる

ガラスの向こう

これも京都の町歩き中の写真です。別に京都らしくはない。京都に行くたびに京都らしさ(だけを)を見に行くわけではないから、どこへ行っても同じようなところを撮るだけす。 ところでGO TO TRAVELに地域なんちゃら券こみこみのホテル代ってたしかにすごい安…

窓からの風景

ザ・ノースフェース スタンダード京都3階の窓から麩屋町通×六角通の西南角の小さな公園を見下ろす。窓ガラスには強化のワイヤーが斜めに交差して走っている。写真を撮ったが、そのワイヤーに太陽の光が反射してぼんやりとした白い線、その中に虹色が見える…

コンセプトへの疲弊のような

京都三日目。ホテルをチェックアウトしてから近くのセンティード・コーヒーショップでホットサンドセットを食べながら、このカフェを会場にしている宮下直樹展「Cell Of Blue Heaven」を見る。壁に飾られた写真だけではなく、二冊のブックも席で見てもいいと…

二万歩歩く

朝食のモーニングセットを高木珈琲で食べようかな、と思っていつも京都に来ると行く高木珈琲高辻本店に行こうと思ったが、頭の中で地図がひと駅、間違っていて、高木珈琲に行くときは四条のホテルネストなどに泊まったときのことで、今回泊まっている烏丸御…

今年もKYOTO GRAPHIEへ

夜22時過ぎ、烏丸御池の交差点。老犬?が飼い主の女性と信号が青になるのを待っている。私も待っている。私は道の向こうにわたり、少し左に行ったところにあるローソンに行こうと思っている。この時間になると人はまばらだし、車も少ない。信号が青に変わる…

撮る人 見る人

都内某所に街歩きに行くが、枚数は200枚しか伸びず、帰宅してから写真を見たら、まるでだめ。ここに載せても、まぁいいか、と思える写真がなにもなかった。そういうときは行き帰りの電車から撮ったこんな写真だけが許せる気がする。こんなことはしょっちゅう…

蓮の花

今日は会社を休むことが出来て、自家用車を運転してクレマチスの丘にあるヴァンジ彫刻美術館で開催中の「センス・オブ・ワンダー~もう一つの庭へ~」展を観に行きました。雨が急に降り、それが豪雨になり、一瞬にして止み、日がさんさんとさす、変わりやす…

なにかを待っている気持ち

新型コロナウイルスの終息を待っている、とか、いつか素敵な人と出会うのを待っている、など。待っているのはいつも、いまより安心できる状況なのかな。あるいは今よりこう変わってほしいという新しい望んでいる状況か。いや、そんなことはないですね。いや…

車窓の木

電車に乗って、車窓から景色を眺めていると、そのうちに自分だけのランドマークのようなものが出来ている。例えばこの木ってバス通りに面した歩道に生えている。にしては枝を広げていてちょっと特長があるから、このあたりを通過するたびに、認識してしまう…

露出オーバー

最近は往路も復路も太陽に向かう方向で運転する自家用車通勤で目が疲れてしまうのか、目の痛みやひきつる感じがひどくて目薬を何回も何回もさしている。それなのに、土曜日曜になると、家でじっと休んでいることが出来ずに、とにかくカメラを持って街に出て…

夕行電車2020

写真仲間5人で2011年から写真集「ニセアカシア」を最初のころは半年にいちど、最近は1年か2年にいちど、くらいのペースに落ち着いているけれど、ずっと刊行してきた。写真仲間と言うのは、須田一政写真塾で知り合ったメンバーとその友人というつながりで、コ…

藤沢

猛暑続く。久しぶりに藤沢に行ってみたら北口のペデストリアンデッキから地上に降りる階段、例えばビックカメラの前とかさいか屋デパートの前にあった階段が、エスカレーターに変わったり、たくさんあった公衆電話が撤去されたり、ずいぶん様変わりしていた…

猛暑のなか

都内を歩いた帰りの湘南新宿ライナーグリーン車の二階から多摩川の河川敷で野球をしている人たちの写真を撮る。さっきまで私自身もその真夏の世界に属していたのに、一瞬にして通り過ぎる冷房の効いた電車の中から外を見ていると、自分だけが取り残されたよ…

鎌倉へ

鎌倉を散歩してみた。この真夏の暑い中をスナップしてうろうろ歩き回る。これって自虐みたいだな。なんだろうこの行動の動機は。 オールドレンズは逆光か順光かで、色バランスの崩れ方が違う・・・という直感的な感じがあるんだけど、そういうことって起きる…

土木遺産のような歩道橋

私が通っていた神奈川県平塚市の宗善小学校の南側の国道1号線を西から東へと聖火ランナーが走り抜けるというので、全校生徒が1号線の歩道に並んで、応援をした。前の東京オリンピックのときのことです。ちょうどその頃に、その国道1号線にかかる、崇善第…

眼の不調

真夏になってから目の不調が続きます。何度か眼科に行って診てもらいました。角膜に傷があるらしい。処方される目薬をさしていると二日もすれば軽減する、しかしまた五日か六日か経って、ある朝目が痛い。涙目になり、目がゴロゴロして、痛くて開けていられ…

くぼみのような

もう二十年くらい前になるのだろうか?もっとかもしれない、雑誌「東京人」に「くぼみ町」特集と言う号があった。たぶん、そのときにすでに古本屋で買ったのではなかったか。その本で「くぼみ町」とはどういう町のことかと言うことも説明してあったのだろう…

はじめてのありふれた町

16日日曜日の散歩の続き。東急池上線(山手線の五反田駅と京浜東北線の蒲田駅を結ぶ私鉄の路線)の小さな各駅に降りたことなどほとんどなかったが、それでも駅名くらいは聞いたことがあるだろうと思っていたが、二年か三年前に、久が原駅から歩いて行く昭和…

早朝の大井町

一昨日の真昼間に大森で撮ったスナップ写真、カメラのISO感度設定を(自分の意図とは違う設定に)間違ってしまったので、なんとなく悔しい。そこで今朝は家を6時過ぎに出てリベンジ気分でオールドレンズによる街角スナップに出かけてみたが、なにしろ日本列…

気温35℃の町 ISO12800

炎天下の町をスナップしよう。数日前のブログにそんな気は起きないと書いたけれど、いやいや!短時間だけでも熱中症にならないようにこまめに水を補給しながら町をうろつこう。そうすれば厄介ごとやらなにやら、みんな忘れて夢中になれるだろう。 と思い立っ…

朝7時で猛暑だった

今日は先日より晴れていて遠くまで見通せるのではないかと思ってテレワークで会議に出席する時刻までのあいだに帰宅するように時計を気にしながら湘南平に車で上がってみたが、結局はずいぶんとガスっていて遠くなど見通せない。江の島ももやもやと見えるだ…

踏切

いかに暑くても真夏の日差しに照らされた町は魅力的だと思います。踏切で止められた車の前を私鉄の電車が通って行く。白いTシャツに赤いキャップを被った若い(たぶん)男の後ろ姿が見える。例えば去年の夏休み、一昨年の夏休み、五年前の夏休み、どこへ行っ…

オニユリ レンゲショウマ ワレモコウ 

8:30に到着したので駐車場で開園の9:00まで待ってから入園した。箱根湿生花園。夏のあいだの数日だけでも6時開園の日なんか作ってくれると行ってみたくなるだろうな。1970年代の50mmF1.2レンズ。せっかく全身金属鏡胴の重量のあるレンズを使っているのだ…