2023-01-01から1年間の記事一覧

秋の公園

秋の午後3時、公園に一人の男がひとり、ふたり、私も入れればさんにん。良く晴れているけれど、とても穏やかだけれど、心のどこかに淋しさがある。写真はある現在だった瞬間を画像に留めて、その場所もそれ以外の世界にも新しい時間が流れて刻刻と「撮ったそ…

並走する国鉄カラー

先日のホームライナーの写真に続き、鉄道写真(笑)それも下手くそな(笑)(笑) 先日、がん検診を受けるために都内の某病院へ行きました(会社の補助付きで検診が受けられる医療機関のひとつを都内から選択)。胃カメラ検査と内臓CT。そのために朝の電車…

レンタルトランクルーム

最近レンタルトランクルームやレンタル倉庫を見かけることが多くなりました。たとえば古本屋さんが、店に並びきれない古本の在庫ストックをこういう倉庫に入れておいて、定期的に店に補充をしていくというような場合や、趣味で使う大きなもの・・・なんだろ…

秋の好日が春より寂しい件

朝の8:00少し前、新宿駅南口近くです。 10月の平日の朝。秋の快晴の朝。この写真を撮った10/13東京は最高気温が22℃最低気温が17℃。同じ気温で同じ湿度の心地のよい晴れた一日が4月中旬にあったとして、なんとなれば、平均的に最高気温が20-24℃くらいでから…

私写真としてのホームライナー

2009年に撮った写真を例によって見返していたら、大宮駅で撮ったこんな写真を見つけました。14年前ですか、このときに10歳だった子供はいまや24歳で、そうか、今年あたり入社してきた院卒新入社員は・・・私がこの写真を撮った14年前なんか、私のこの年齢に…

ピッツァ

家の近くにピッツァの店が新規オープンしました。一週間ほどまえの雨の休日の昼に、ひとり、傘さして行ってみた。その日はまだオープンセールでちょっと今後の定価より安価にいただけました。頼んだのは野菜のピッツァで、なんとか言う名前が付いていました…

海を見渡す

昼過ぎまで大雨が降っていた日曜日。深夜に目覚めてしまい、どうにも眠れず、読みかけの本を読み進めたが、物語はずっと緊迫した色合いではらはらさせられ、ちょっと期待している優しい感じとは程遠い。それでも緊迫してるからページを繰るスピードはそれな…

隣の写真

以前、この上の写真のひとつ前かひとつ後に撮った写真を載せたものを再度載せるのが下の写真です。下の写真は、上の真ん中で写真を撮ってい後ろ姿の方の被写体になっている女性が右側の座っている女性の影に隠れたのか写っていない。そして真ん中の人ももう…

空を映すビル

もう竣工後7年も経っているのに、こんなすごい外観をしたビルにずっと気が付かなかった。銀座の東急プラザ、日建設計、デザインコンセプトは江戸切子ガラスとのこと。先日10/7の土曜は青空に白い雲が流れる秋らしい、気持ちの良い日だった。その青空を壁面に…

私的な記憶の作り方

神奈川県中郡大磯町の漁港および砂を運ぶ船の船着き場の付近には休日を釣りをして過ごす人たちが集まっている。それが、見ている限り、のんびりと、釣果を上げることに夢中になるわけでもなく、月曜からの仕事に備え、金曜までのストレスを忘れるために、こ…

ランタンのようなビル

銀座のエルメスのビルは写真のようにガラスのキューブが煉瓦のように積まれた外観で、夜になると店内の光が内部で発光して、ビル全体がランタンのように見える、と聞いたことがあるので、いちどそうなっているビルを見てみたいのだが、なかなかそういう時刻…

昼下がりに海へ

写真は鎌倉の七里ヶ浜駐車場です。昨日のブログの前半に80年代のオートバイでのツーリングの思い出話を書いて、後半はがらりと変わって豊悦の藤枝梅安を観たことから、単身赴任生活をしていたころの一人の食事の、これも思い出話を書いたわけですが、まった…

豊悦の梅安

1980年代には250cc排気量のオートバイに乗って、仲間と泊りがけのツーリングに行ったりもしたし、一時期は通勤にもバイクを使っていた。あの頃は、春や秋のオートバイを運転していてとても気持ちの良い季節になると、道路にはたくさんのオートバイが行き交っ…

まだ使っていない

三週間ほど前に西大井というはじめての町を友人と二人で歩いていたときに、ambos coffeeというギャラリーカフェがあったので、入って見たら爪楊枝の展示をやっていました。残り数枚になっていた36枚撮りフイルムを撮り切りたかったこともあり、展示された楊…

保護色のような夏みかん

夏みかんが黄色く色づけば、それは目に付いて、きれいだなとかかわいいななどと思わされる。夏みかんはもうこんなにまん丸く大きく生っているのですね、だけど緑色だから葉と一緒の保護色のようになっている。いちど気が付くと、ずいぶんたくさん見つかる。 …

時の過ぎゆくままに

神奈川県中郡大磯町にある国道沿いの有名な鰻屋さん。吉田茂も通ったとか。あるいは開高健のエッセイにも書かれていたような・・・気がする。価格がだいぶ高いのはさておき、わたしも何十年も生きてきたなかで三回か四回、一番最近はそれでももう15年くらい…

忘れるから楽しめる

今年の2月末・・・というと、7ケ月くらい前かな、初春、横浜の臨港パークをフイルムカメラをぶら下げて歩いていたときに撮った写真です。階段の先、中心にシルエットになって写った男性が歩いて行くのを見つけて、早く撮ろう!と思ったのをなんとなく覚えて…

少し前でも遥かむかし

先週の今頃はまだ最高気温が30℃を越え、少し歩くと汗が流れて、気温だけを取り出せば真夏と大差なかった。そんななかでも、夕方のちょっとしたそよ風や、盛んに鳴いているコオロギや、日が短くなった西の空に現れる夕焼けを見ることで、なんとか秋を感じてい…

白萩が咲いていた藤村邸

年に二回か三回、神奈川県中郡大磯町にある旧島崎藤村邸を見学に行きます。小さな庭と木造平屋の懐かしい感じの家屋。小さい庭でも、そこにある植物が季節ごとに変化していて面白い。こういうの「四季折々の顔を見せる」って書くのですね、きっと。書かない…

やれやれのインバウンド

9/30の土曜に七里ガ浜駐車場から西の方にレンズを向けて撮った写真です。このブログをずっと見て来てくださった方にはお気付きの方も多いと思うのですが、こういう広い場所に、人が小さく大勢散らばっている光景の写真を今までもたくさんアップしてきました…

どんぐり

小さなどんぐりが道端に落ちていました。この季節、ちょっと樹木がある公園でも空地でも、ときには庭木や街路樹にもどんぐりを付ける木が選ばれるだろうか?すなわちありふれた木なのだろう、楢やクヌギや椎からどんぐりが落ちています。けっこうな頻度でど…

季節は進む

昨日の金曜日に神奈川芸術劇場に浅田政志さんの写真展を観に行きました。たしか明日が最終日でしたね。浅田さんの写真は、市井に生きる人たちにスポットを当て(多くは被写体になった方からのアプローチなのかな?)それぞれの方の持っている思いや記憶や夢…

眼鏡の新調

今日は会社帰りに眼鏡屋さんのZoffに寄り、丸っこいレンズ枠形状のセルフレーム(濃い目の茶色)の眼鏡を作ってしまった。「しまった」と書いたのは、眼鏡を買い増すマストの理由がないのですね。ただ、なんとなく数年に一度くらい眼鏡を作ってしまう。 むか…

公衆電話

1990年前後の横浜のどこか。公衆電話はあちこちにあり、ときには前の人が空くのを列を作って待っている。この写真は簡易的な屋根があるだけですが、いわゆるガラス張りの公衆電話ボックス、なかに人が入れるボックス内には小さな鏡があって、外で待っている…

外は豪雨

最近このブログの「定番」になっている、過去の写真を見にHDDに「旅」に出て、そこから、撮った当時は引っ掛からなかった写真(よってこのブログにも使わなかった写真)を拾ってきたなかの一枚です。過去とはいっても1年前に葉山の美術館にアレック・ソス展…

時代と悲劇

サイドカーに乗ったことはないです。このサイドカーにはもしかして犬がいるんですかね?撮ったのは2007年・・・最近HDDの2007年フォルダーを見直したので、ここのところ2007年の写真が多いのです・・・長嶋有がサイドカーに犬を書いたのは2001年でした。 戦…

シャインが付いて

十日ほど前の茅ケ崎海水浴場。考えてみれば、踝まででいいんだけど、波に濡れたことがずっとない。足を波に浸してみれば、なにかちょっと気分が変わるかもな、と、夜にブログを書きながら思ったりもします。こんど行ったら足を濡らしてみようか。 シャインマ…

時代とともに

2007年に鎌倉の公園で。十六年経って、例えばここに写っている子供が当時4歳だったとするといまは二十歳になりました。その間、わたしはほぼ毎日写真を撮り続けていて、撮る写真は何年経っても変わり映えしない。やれやれ、という感じがしますね。 先日、武…

夢は忘れちゃう

屈んで隠れているのだが、赤い光がさしてきたから、いよいよこの窓に差し迫って来ている。このまま隠れていても、結局すぐに赤い光を浴びせられてみつけられてしまうに違いない。ではどうしようか?この狭い車内で少しくらい場所を変えたところで、なにも変…

象が飼われていた中野坂上

先日、東京工芸大学にある写大ギャラリーまで立木義浩写真展を観に行った。写大ギャラリーは地下鉄丸ノ内線の中野坂上駅から徒歩10分くらいの場所にある。上の写真は駅近くの中野坂上セントラルビルというオフィスビルの一階ガラス窓の向こうと反射している…